都会と田舎

田舎っぺをバカにしながらも田舎っぺになりたかった私

田舎っぺをバカにしながら本当は田舎っぺに憧れていたという子供心の淡い夢の話をさせて頂きます。それは子供の頃に感じた疎外感、都会で暮らす子供たちの5分の1は夏休みともなると一斉に人口流動が始まるので、田舎があるのが羨ましく思ったからです。
都会と田舎

田舎っぺに東京のハイセンスを教わった東京の田舎っぺ

田舎っぺをバカにしていた私たち都会人、そんな私たちは、田舎っぺのパワーに圧倒されてしまい、遥かに差をつけられて都会育ちの田舎っぺと成り果てるのでした。何と言っても、彼らはフリーダムなので、怖いもの知らずで常識の壁を次々と破って行くのです。
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深川の人間の拠り所は富岡八幡宮

深川の人間が地元で一番の拠り所とするのは、なんと言っても深川の祭りの総元締めである富岡八幡宮の存在なのです。実は昔の深川の子供たちの一番の遊びスポットも深川富岡八幡宮の境内だったのです。深川の拠り所である富岡八幡宮の神髄に迫ります。
都会と田舎

都会の真ん中に生まれた虚しいサガ:狭い空間しか知らない都会の子供たち

深川の場合は、狭い空間の中に何家族もが同居する異様な状況だったので、道路と言う道路には子供が溢れかえっていたのです。家の中に入っても6畳一間に5人家族がひしめく状態、外は狭い道路で遊ぶしかない、そうなれば田舎に憧れを持つのは当然です。
都会と田舎

都会の真ん中に生まれた虚しいサガ、60年前の田舎ブームのトレンド

実は今から60年前に東京に住む子供たちの間ですでに田舎ブームはトレンド化していたという知られざる事実があるのでした。何故、都会の子供たちが田舎に憧れを持つようになったのでしょうか、当時を振り返り、その謎を解き明かしてまいります……。
都会と田舎

都会の真ん中に生まれた虚しいサガ:深川が取り持った不思議な縁

ドイツ語の授業で自分の経歴をドイツ語で書くというレクチャーで、偶然、隣に座った人間のノートを見てびっくり仰天、幼稚園と小学校の出身が同じだったからです。そこから意気投合して、その友達の妹と結婚したというわけです。
都会と田舎

都会の真ん中に生まれた虚しいサガ、地方人に乗っ取られた深川の街

深川の江戸人情などは娯楽マスコミが作り上げた虚飾の世界、私が子供の頃の深川は貧民街プラス材木と倉庫の街だったので運河だらけ、その川は汚染が激しく魚がまったくいない不衛生極まりない環境だった。そんな街では誇れる筈もない……。
都会と田舎

都会の真ん中に生まれた虚しいサガ、深川はつまらない街⁈

深川地区は、開発初期のオフイス街と目と鼻の先という利便性があったことで、戦後になって全国各地から集まってきら地方出身者が一気に住み出した地域ということで、住んでいる人間は連帯感も無く愛着を持って住んでいる人は殆どいないのでした。
都会と田舎

都会の真ん中に生まれた虚しいサガ、郷土愛ゼロの性分

東京の人間には、自分の出身地を素直に誇ることが出来ないという特有の心情というものがあるのです。郷里を誇りたい、だが残念なことにそこで楽しめたという特別感がまるで沸いてこない。何故か?それは深川の街は地方人に占領されてしまった街だからです……。
地方創生

「デジタル田園都市国家構想」のあやふやさ

政府の構想は、デジタル化に取り組む自治体を1500以上に増やすことを目標としていて、移住者の数も年間1万人とすることを目指しているのです。田舎の数々の茶番を見るにつけ、今度は箱物をデジタルに変えただけの話で終わりそうな気配がしてくるのです。