絶対に無理:田舎の集落でスローライフといったら張り倒される
本来は、田舎の自然こそがスローライフの生活を送るには非常にマッチした環境なので、確かに自然の中でスローライフの生活を送ることが出来れば理想中の理想ですよね。
だが、それをやすやすとは許してはくれないのが、田舎の住民たちなのです。
田舎の人は横文字言葉が嫌い
私は過去に何度も田舎での生活がスローライフに向かないということは、散々述べてきたのです。
ただこれは田舎というよりは人間関係の問題に起因するのです。
ということで、今回は、この疑問にお応えして、田舎暮らしの最大のまやかしの一つであるスローライフの喧伝に触れ、簡単判りやすくご説明してまいります。
とにかく今迄の情報が酷すぎたのです。
マスコミや不動産屋のキャッチを見ると田舎に行ったらいきなりスローライフの生活が実践出来る如くの喧伝をしてきたからです。
ところが田舎はそんなユートピアではなったのです。
田舎の人間はスローライフと聞いても意味不明なのです。
ここにきてベールを脱いだ田舎の実態が世に晒されることになってからというもの、このおとぎ話はどんどん風化して行ったのです。
とにかく、田舎暮らしがスローライフの定義とされてしまうのも困りものなのです。
田舎暮らしだけが前面にクローズアップされることで、スローライフ本来の多様性が逆に狭められ誤解を生んでいくことになりかねない。
というのは、スローライフ自体は、田舎に拘らなくとも、いくらでも実践可能だからです。
ということで、かなり心配していたわけです。
田舎暮らしイコールスローライフがもっともらしく聞こえてしまうのは、田舎の自然を土台にしたライフワーク生活が目によぎるからなのです。
でも、そんなことは、ほぼ無理と言っていいでしょう、田舎の場合、よそ者がそんな自分勝手をやらかすことは黙認出来ないからです。
田舎の集落は連帯感で成り立っているので、よそ者のマイペースなスローライフを実践することなど許す筈もありません。
第一、集落で暮らす人たちでスローライフな生活を送っている人なんているわけがないですよね、そもそも、田舎の人間はスローライフの意味すらも判らないのです。
田舎でスローライフが実現できるとしたら、人と拘らない場所を見つけることです。
実はそんな場所はいくらでも存在するのです。
それは散々お話しして来た、ハーフビレッジ(半田舎)の存在です。
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