忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

日本人は自己責任の自覚をもっと持とう

事件・芸能・カルチャー

日本人は自己責任の自覚をもっと持とう

日本は自己防衛と自己責任で生きる国、まぼろしの人命尊重に捉われてはならない

日本の国は個人の力で生きるという自己防衛の国となったと散々述べてまいりましたが、そうなると、それぞれの個人が自己責任の自覚も持たねばならないということになるわけです。

そう、今は自己防衛と自己責任で生きる時代に突入したのです。

今の日本はご承知の通り、バブル以降30年にわたって停滞を余儀なくされてしまったことで、日本はもう昔とは姿、形が違ってしまったのです。

なので、日本人は自己責任の自覚をもっと持たねばならないのです。

自己責任という責任自体を個人が負うという風習が日本に根付いたのは、90年代の後半から2000年にかけて、新自由主義の改革として自己責任という言葉が流行り出したのです。

今やこうして自己責任という言葉が日本にスッカリ定着をしたわけです。

しかし自己責任だからと言って、何をやってもいいとはならないのは当然のことなのです。

ということで今回は、自己責任の最たる問題として、今、ホットな論争となっている富士登山の実態を中心に、無謀がまかり通る登山の実情や過度な人命尊重などの風潮に迫り、いつも通りの雑学タッチとオチャラケを交え、その真相を語ってまいります。

富士登山の自己責任のはき違え

ここに来て、遭難のリスクを生む閉山中である富士山への無謀な登山の強行が後を絶たないことで、関係の自治体などが頭を悩ませているのです。

閉山中の富士登山に関しては、静岡県や山梨県も散々自粛を呼び掛けてきたのですが、それを無視する登山者の遭難事故が相次いでいるからです。

この富士山への無謀登山に関しては、登山の専門家であるアルピニストの野口健氏が今迄散々警鐘を鳴らしてきたのですが、一向に収まらないのです。

野口氏が指摘していたのは、閉山といっても5合目まではクルマで通行出来る道路があるので、登りやすくなっているからです。

だが、閉山中であっても、救助要請があれば、警察や消防で編成された山岳救助隊は、登山者を救う為に出動をしなくてはならないのです。

今迄は人道的立場から出動をしてきたのですが、それも限界に達して来たというわけです。

自然の猛威という天候の現象に左右されてしまう登山の場合、危険なリスクと隣り合わせなので、自己責任の論理が付きものなのです。

ここで取り沙汰されてくるのは「遭難したら助けてもらう」という安易な人命救助への発想なのです。

平和ボケが蔓延して来た日本は、過度な人命尊重が一人歩きをしてきたことで、助けるのが当たり前という安易な風潮が根付いてしまっているからです。

しかし今となっては、過度な善意の施しは不都合を生む結果にもなるのです。

他人が助けるという発想は捨てるべき

山岳救助には、危険が伴うことで、二次災害のリスクも考慮しておかねばならないのです。

そうしたことで、自治体では閉山中の勝手な登山に対しては、自己責任なので救助を求めることはしないでほしいと釘を刺したのです。

いうなれば、自己責任の本質と自覚をもっと認識するべきというわけです。

アジアの国に行ったら人命尊重は偽善の象徴、人の値段はクルマの値段より安いので、人命はまるで尊重はされてはいないのです。

炎天下にゴルフに行ってぶっ倒れても、ゴルフに行くと決めたのは本人なので自己責任だし、釣りに出かけて海に落ちても、釣りに行くと決めたのは本人なので自己責任なのです。

それと同じで、閉山中の山に登ったのも自己責任なので、他人には迷惑をかけるなというわけで、何かのアクシデントに見舞われた時でも当然、自己責任ですよということに尽きるのです。

自己責任で最も顕著となるのが儲けもあって損もあるという金融取引ですよね、その損失を自ら負担をするのは当然の結果ということです。

また、クマが出没するのに山菜取りに行ってクマに襲われてしまい、救助隊が捜索に向かうということの繰り返しとなっているのです。

救助隊はクマの脅威に晒されながら命懸けで捜索を実行するわけです。

山岳救助の場合は、防災ヘリのチャーターでの救助となるので、多額の費用が発生してしまい、もうこれ以上個人の趣味に対して税金を使うことは好ましくないのです。

そうしたことで、富士山での山岳救助についても有料化を模索しているのです。

それは当然のこと、国が助けてくれる、他人が助けてくれるという発想は捨てなければならない。

日本人は、もう甘えは許されないのです。

責任の自覚を持つ自己責任で生きる

そもそも日本でいう自己責任という言葉は、危険なので、国が行くなと通告をしていた外国の紛争地帯などに行って、人質となってしまうという、いうなれば世の中のコモンセンスからはみ出た人をからかい半分で揶揄してきた言葉なので、他人ごとの話だったのです。

ところがここにきて自分たち自身がその当事者となってしまったというわけです。

自己責任といっても、長らく性善説にマインドコントロールされてきた日本人の場合は、平和ボケ根性が染みついてしまっていることで、どうやって自分で責任を取るのか、皆目見当もつかない状況なのです。

だって、学校では自己責任は教えないし、国も表立って国民に指南はしないからです。

では自己責任の自覚はどう持つべきか。

人間一人の倫理観や正義の思考は人それぞれの違いがあることで、統一した自己責任論を定義することは出来ないのです。

ということは、自分のやったことに対して責任を持つという自覚こそが重要なのです。

自分がやろうとしていることが、どのようなリスクがあるかを理解した上で、どう対処するかを自身で判断が出来るよう日々訓練を重ねて行くことなのです。

もう、山だろうが海だろうが、ゴルフだろうが自分勝手な行動は、他人に負を与えてしまうのでもうダメなのです。

何事も責任の自覚を持つ、自己責任で生きて行かねばならないのです。


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