ロングステイ番外編
アイス事件に見る国民の誇り
中国で大騒ぎとなった「BMWアイス事件」てなに?
昨日は、私のロングステイ探訪体験談の中で、日本人が海外で舐められっ放しの情けない実態をお話してまいりましたが、何でもへいこらの日本人、ところがお隣の誇り高き高尚な共産社会で生き抜く中国人民はプライドが許さなかったのでした。
皆さんアイス事件を思い出してみましょう。
このトラブルが起きたのは、上海モーターショーのBMWのブースの前で来場客に無料でアイスクリームを配っていた際に、2人の中国人女性がそのアイスをもらおうとしたところ、そのBMWのスタッフは、もうすべて配り終わってしまったと断ったのです。
ところが、そのすぐ後に外国人がやってきたら、もう配り終わった筈のアイスを外国人には手渡したという話。
この一部始終の様子はSNSの動画で中国内に拡散されたことで、中国人を侮辱しているのかと、BMWに対して批判が殺到してしまい、BMWの不快運動までの事態に発展し、BMWはSNSを通じて謝罪する事態となったのです。
とんでもない差別と怒り心頭となる中国人。
黄色人種の誇りを持て
日本人からすると、この中国人たちの怒りは異常と捉える傾向にあるのですが、私は、これを聞いてさすが中国人だなと感心するのです。
たかがアイスクリームなので、実に他愛のないことですが、日本人の場合、いつもこれをやられていませんか、実は私は、こういう一件に関しても他のブログなどで警鐘を促してきたのです。
残念なことに欧米はもとより、東南アジアでも日本人に対するイエロー差別が歴然と存在しているのです。
それはここのところの東南アジアの傾向は、白人を優先して黄色人種を阻害する行為が顕著となっているからです。
一流ホテルでも白人の欧米人に対しては眺望の良い部屋を案内し、我々日本人などの黄色系には眺望の悪い部屋を宛がうと言うことがマニュアル化しているのです。
東南アジアの場合は、白人に対する容姿などへのコンプレックスが根強いのです。
加えて植民地化や国の開放の名残があるので、白人に対しては一目を置くのです。
そうしたことで容姿の劣る日本人や黄色人種に対してはぞんざいな扱いとなるのです。
中国人の場合はコロナのせいもありそうしたことに敏感なので、いち早く反応したというわけです。
対する我々日本人は簡単に許してしまうところがあるし、主張を一切しないので、舐められ切っているのです。
だからアイスレベルなどは、日本人の場合は当たり前のことなので、気にもとめないというわけです。
おとなしくしていると相手はどんどんつけあがってくるということ、中国人や韓国人はそれをよく判っているので、おとなしくはしていないのです。
だから、今回の中国人の大騒ぎをたかがアイス程度でなどと軽はずみに見てはいけないのです。
誇り高き高尚な中国人民、頼もしいじゃないか、我々もこれにあやかりたいが、もはや遅し、やはり、日本はアメリカか中国の属国の道を選ぶしかないのだろうか、何とも情けない国に生まれてしまったものです。
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