水と油の世界:二拠点生活のデュラルライフ生活者は田舎の集落に近づいてはダメ
二拠点生活のデュラルライフ生活者は田舎の集落への移住は始めから除外しているのです。
二拠点生活のデュラルライフ生活は、自由でスローな生活を求めるものなので、干渉を受けるまどろっこしい場所は極力避けて通らなければならないからです。
そうなると、通常の田舎暮らしで言う受け身の移住とは裏腹なものなわけです。
田舎暮らしの方々は、移住者という弱い立場から村の人の信頼を得る為に日々の努力を重ねているという話をされるのです。
相手から信頼を勝ち取るということは、即ち生活する上での基本の土台となるものなので、それはそれで至極当然の話なのです。
田舎暮らしの場合などは、こうして移住者たちは平静な生活の土台を築くのにも、出だしの第一歩から相当なハンディキャップに晒されるというわけです。
しかしながら、相手からの信頼や認められるということは、そう簡単な話ではないので、それ相当な行動や施しをして行かねば相手の気を引くことは出来ない筈です。
そうなると、デュラルライフ生活者の場合、セカンドステージ自体が限られた第二の人生を過す場なので、そんな時間の余裕はないのです。
だって、田舎の人にへりくだってやっと認められても、それが5年後10年後では、60過ぎた人間の場合は、機を逃してしまうのは当然のことですよね。
だからハッキリ言って、田舎の人に認められようとも思わないし、拘りを持つことさえ双方にとって時間の無駄と考えるわけなのです。
そもそも、デュラルライフは強引なものは一切ない緩やかな幸せを育むライフワークスタイルなのです。
なので、私たちは一歩も二歩も控えた上でデュラルライフ生活が可能な場所を探しているのです。
そう、二拠点生活のデュラルライフ生活者は自分たちの理想のライフワークを過ごす為に常に干渉を受けない地域を探しているのです。
田舎の自然は、すべてが田舎の人たちのものではないので、自然があって自由な空間はたくさん残されているのです。
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