世界を動かすトランプマジシャン

それでは本年最後の私のブログは、トランプ大統領の話題で締めくくりたいと存じます。
トランプ大統領は、何だかんだと言われていても、世界の警察官の役目を果たしていることは事実のことなのです。
そうしたことで今回は、電撃的な作戦を遂行したナイジェリアのイスラム国の掃討と身近に迫って来たベネズエラの侵攻などに焦点を当て、いつも通りの雑学タッチで、その真相を簡単判りやすく述べてまいります。
トランプ大統領のタフさ全開
アメリカとベネズエラはまさに一触即発状態の最中にあると言っても過言ではありません。
そうした中で、トランプ大統領は、アメリカへの麻薬の密輸に関わっているとして、ベネズエラのマドゥーロ大統領に辞任を迫る姿勢を示していたのです。
ウォールストリートジャーナルによると、アメリカは、カリブ海に待機している空母打撃郡と1万5000人の米兵を投入して、ベネズエラに対する特殊作戦の投入準備に入ったと報じたのです。
そうしたことで、ベネズエラに関しては、原油の積み出しの港からのタンカーの移動を完全封鎖したり、タンカーを拿捕したりと、どんどん動きが慌ただしくなってきたことで、ベネズエラ侵攻も間近かと思われていたわけです。
ところがその矢先に、アメリカ軍によるナイジェリアのイスラム国への制裁が始まってしまったのでした。
そして、30日にはベネズエラに対しての地上作戦も開始してしまったのでした。
トランプ大統領は、予てからベネズエラからの麻薬の密売で蝕むアメリカ国民の為とナイジェリアでキリスト教徒を迫害するイスラム国の掃討を行うとし、アメリカは正義の為ならいつでも動くと宣言していたのです。
いやーアメリカは世界の警察の役目を辞めると公言したのはまるでウソのようです。
それにしても、ロシア、ウクライナ情勢は泥沼化したままだし、イスラエルとハマスの関係も混沌とした状態で、アメリカ国内では景気対策や移民問題など様々な重要課題が山積していることで、四方八方敵だらけ状態なのです。
高市総理も大変ですが、トランプ大統領のタフさも凄いに尽きますよね。
トランプ大統領キリスト教徒の迫害許すまじ
それでは、先ずはナイジェリアの情勢から始めます。
トランプ大統領は、自身のSNSであるトゥルース・ソーシャルで、ナイジェリア国内でキリスト教徒を迫害している過激派組織であるイスラム国に対して徹底した攻撃を命じたと発表したのです。
そして、トランプ大統領は「最高司令官としての私の指示のもとに、テロリストのクズどもに強力かつ致命的な攻撃を開始した」と言い「奴らは罪のないキリスト教徒を標的として、長年にわたって残忍な殺害を繰り返していた」そして「これからもキリスト教徒への殺害が続けば、テロリストの死者は増え続けるだろう」と投稿を締めくくったのです。
ナイジェリアという国は、アフリカ一の先進国なのですが、この国もご多分に漏れず貧富の差が激しいことで、国内が混乱状態となっており、国内の宗教もキリスト教徒とイスラム教徒が真っ二つに割れた状態なのです。
ただ、今回の攻撃は、イスラム国というイスラム教の中の過激派の拠点が中心なので、これによって、ナイジェリア国内が内乱状態になることは無いのです。
それはイスラム国の場合、キリスト教徒だけではなく、イスラム教徒も攻撃の対象としている組織だからです。
ナイジェリア政府は予てから、ボコハラムなどの過激派の襲撃に手を焼いてきたので、イスラム国の掃討は、ナイジェリア政府も織り込み済みのことなのです。
ベネズエラは世界一の油田量なのに破綻状態
日本人は、資源国家、特に石油の生産国家は大金持ちと言うイメージを持っている人が多い。それは、サウジアラビアを中心としたOPECの影響があるからです。
なんと言っても、石油成金国家の派手さは物凄い、サウジアラビアのサルマン国王が来日した際には、東京の一流ホテルの部屋を1200室も押さえたことは有名な話ですよね。
ところが世界一の油田量を誇る石油資源の豊富なベネズエラは破産状態なのです。
それは、ベネズエラの場合、たくさん地下に原油が眠っていても、売りに出す石油しか生産能力が無いからなのです。
なので、自国で賄う分は、他国からの輸入に頼ったりするわけです。
要は、埋蔵されている原油を掘り出す技術、石油の精製技術、そして設備基地の規模が小さいことで生産が限られ、大量生産が不可能なのです。
もし、これをやろうとすると高度な技術や大型プラントの設備を整えなければならないので、先進国の協力が必要となるわけです。
資源の呪いに嵌まるベネズエラ
よく資源国家が繁栄しないことを「資源の呪い」と言いますが、それは、資源に頼り過ぎるために、国内の製造業が育たないことにあります。
また、資源に目をつけた先進国家によって開発が行われ、外国企業主導となることで、資源の価格変動を及ぼし、いざという時に経済成長も不安定になるからです。
更には、資源国家ほど、富を独占したり、独裁的で横暴になる傾向があるからです。
石油に頼り過ぎることで、いったん石油価格が暴落すると国内経済が大打撃を受けることになるのです。
そして、国内の製造業を育てていないということは、輸入に頼ることとなるので、雇用が図れないし、いざという時に国内の自給にも頼れない、受け皿の企業もないことで失業率を悪化させるだけなのです。
こうしてハイパーインフレを生んでしまったのが、世界一の石油の埋蔵量を誇るベネズエラなのです。ベネズエラの場合は、石油国家なりの破綻と言えます。
無能な社会主義者の末路
ベネズエラの過去の話をすると、ベネズエラはチャベス大統領の頃に社会主義国家となって、反米路線を徹底させたのです。
石油での儲けを背景に良い人ぶりのバラマキを行い、モノなど外国から買えばいいと、製造業も育てなかったのです。
景気のいい時はそれで済んでいたのが、落ち込んだ時のことをまったく想定していなかったわけです。
現在のマドゥーロ大統領は、そっくりこれを継承した人物なので対処する術もないのです。
結局、石油の価格破壊が起こってひとたまりもなかった。更には、国内で製造業を立ち上げるノウハウも無かったのでした。
そもそも、ベネズエラは、気候も豊かで自給生産に最も適した国なのです。
ちゃんとした経済路線を引いていれば、経済大国の仲間入りも出来た国だったのです。
ベネズエラは自業自得そのもの、石油の金に眼が眩んだことで、労働精神を拒否した人たちの末路です。
要は、社会主義政策が国民を怠け者にした典型というところです。
圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍がベネズエラに侵攻したら、長期戦となることは無い。
マドゥーロ大統領がすがるのは、ロシアと中国ですが、ロシアはもはやその余裕は一切ないし、中国は国連で騒ぐのが関の山。
そうなると、あっと言う間にかたがつくので、マドゥーロ大統領の息の根は簡単に止められてしまうことでしょう。
ただ問題なのは、ベネズエラは中南米の中でも人口が多く国土も広い国なので、国内を統治するのは容易ではないということです。
そもそも、ベネズエラは麻薬ビジネスが主流の国なので、政権の空白期にはコロンビアなどの麻薬シンジケートなども動き出すと予測されることで大混乱が予想されるからです。
とにかく、社会主義に馴れてしまった国なので、アメリカの思惑通りの思想転換はすぐには難しいわけです。
だが、マドゥーロ大統領を倒せば、ベネズエラ国民がハイパーインフレの生活の困窮からは脱出出来ることは確かなことなので、今後は新指導者の手腕とトランプ大統領の政治力に期待したいところです。
2026年は、トランプ大統領の仲介によってロシアとウクライナの戦争が終結を迎えることとなりそうです。
でも、それにはウクライナが大幅な譲歩を呑まなければならないので、結果的にロシアの勝利となるので、ロシアと中国の脅威の覇権は続いてしまうのです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。





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