謝罪会見にピンクの勝負服、奇策の達人伊東市長
全国を揺るがせた学歴疑惑のスキャンダル模様、こういう問題が起こるたびに学歴の重さが取りざたされるというわけなのです。
学歴や経歴詐称したことが発覚したら最後、そこでの人生は終わることを覚悟せねばならないということは前回でも触れたことですが、驚くことにこの方は市長への再チャレンジの意向を示したのでした。
鉄のメンタルだけは一級品
えーっ、気は確かなの⁈これは多分に彼女の支援者からの根強い後押しから来るものなのでしょう、この方、やはりただものではない強心臓の持ち主であることは間違いない。
なんと、辞表表明後も奇策を駆使して再選を狙うという出直し市長選への出馬を表明したのでした。
どうやら、彼女と支援者の思惑は、兵庫県で巻き起こった斎藤知事のミラクルリベンジが狙いなのかも⁈知れない。
いやーそれにしても、チョイ見せだのと次々と繰り出す奇策の数々のアイデアマン、あれだけ叩かれても、ひるまないところは凄いに尽きますよね。
この手の話は、マスコミの騒ぎっぷりも賑やかそのもの、日本人に学歴詐称が多いのは、将来不安や格差拡大による学歴コンプレックスが蔓延しているからなのでしょうか。
とにかく、日本の労働環境の特異性が学歴詐称を生む要因となっていることは間違いない。
それだけ日本人は、肩書と学歴に拘っているということです。
ハーフビレッジ(半田舎)の伊東が大騒ぎ
まさかの市長の学歴詐称という、ひょんなことで、全国化したハーフビレッジ(半田舎)の伊東ですが、私の場合は、伊東での二拠点生活のデュラルライフ生活によって、大満足の夢のようなスローライフの日々を送ることが出来たことで、伊東の街には感謝と親しみが堪えないのです。
とにかく、5年間にわたってこの地に住んでみて思うことは、私のように年金生活のセカンドライフのスロー生活を送る人間からすると、伊東は天国のような地だったわけです。
しかし、ここ伊東で一般の方やファミリー層が生活を成り立たせるとなると、それは至難の業ということになってしまうのです。
そう、伊東という街は、若者たちが一斉に消えてしまい、ご多分に漏れず少子高齢化が進んだ典型的な街だからです。
要は、若者たちが望むような働き口は殆どない昭和に戻ったレトロな街なのです。
伊東といえば、熱海と並ぶ有名ホテルや温泉宿が数多く隣接する全国でも有数の温泉街なのです。
ところが、今や街自体が衰退の限りを尽くして閑散化してしまい滅びゆくだけの街になってしまったというわけです。
ホテルや温泉宿は廃業続きで温泉街はかつての賑わいは一切なく、私たちの趣味も廃墟ホテルや廃墟温泉宿巡りが主流となっていたくらいなのです。
それは市民の生活もそう、伊東の街にいくつかある商店が並ぶアーケード街の殆どはシャッタ―通りと化し、ゴーストタウン化した状態なのです。
若者や子供のいない伊東の街、伊東の財政も逼迫化した状況にあるのです。
そうした中で、前市長が推進する新図書館の建設やソーラー事業などの既得権益にストップをかける為に革新系から担ぎ出されたのが、田久保市長だったというわけです。
あり得ない奇策に出た往生際の悪い市長
この期に及んで、出直し市長選への出馬なんて、いくら何でも本気かいな⁈
疑惑ばかりが増してしまった田久保市長、もはや既得権益を潰す手法程度ではインパクト不足で勝負にはなりません。
そもそも、伊東という地域は、大型集客温泉施設や別荘開発、レジャー施設など、いうなればバブルの恩恵で潤ってきた地域なのです。
今やその殆どは泡と消えてしまい廃墟の残骸と成り果てたのです。
これを復活する手立てはもはやないことで、誰が市長になっても変わり映えはしないという地域なのです。
そうした中で、田久保市長には観光客を招致する為の斬新なアイデアを打ち出すという一発逆転のミラクル技はあるのでしょうか。
まあ、100%あり得ないことですが、仮に田久保市長が再当選をしたとしても、議会の全員を敵に回し、市の職員からも総スカン状態では、真っ当な市政を遂行することなど出来ませんよね。
ここまで往生際が悪いと伊東の街は更にお笑い状態となってしまうことでしょうね。
いやはや、かつてはアウトローたちが支配していた温泉街、閑古鳥が鳴いたハーフビレッジ(半田舎)の伊東は、疑惑に塗れたスキャンダルだけは騒々しい。
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