マスコミのわざとらしい過剰報道にウンザリ
私は大の長嶋ファンなので、長嶋さんが無くなったと聞いて感慨無量となったのですが、だがしかし、オールドメディアの過剰な騒ぎぶりにはシラケムードが漂ってきてしまったのでした。
マスコミのワンパターンは過去に活躍した芸能人や著名人の死をことさらクローズアップさせ、亡くなったらバカみたいにヨイショして大騒ぎし、売り上げに結び付けるというあざとい手法が定番化しているからです。
案の定、長嶋さんもその手法に利用され尽くしているのです。
有名人や著名人の死亡時の礼賛報道の殆どは、マスコミはあざとく予め記事を仕込んでいるのでタイミングを見計らって報道するのはお手のものなのです。
自分の土俵じゃまるで食えなくなってしまい、こぞってインターネットへと鞍替えしたオールドメディアの皆さん方でしたが、相変らず空気を読めない状態なのでした。
ソーシャルメディアは若者が中心の世界、昔、昔に活躍された方の死を聞いても、申し訳ないがピンとこないし、連日にわたってしつこく報道されても、失礼な言い方ですが興醒めしてしまうのです。
コロナ以降の近年では、故人を偲ぶのはごく親しい身内がやること、今は有名人だろうと葬儀などはより地味で質素を心がけるので、近親者のみで執り行われましたというのが定番なのです。
その空気を一切読まないマスコミの下品さ、亡くなった途端、褒めちぎりのオンパレードのてんこ盛り報道となるのです。
そこまで色々なことを知っているのだったら、なぜ、生きている時に功績を伝えないの?亡くなってから聞いても後の祭りだよね。
死者を尊ぶは世界の共通のことなので、死ぬと悪口は言えなくなるものなのです。
それは単純に解釈しても、生きているうちは反論、弁明も出来るが、死んでしまってはそれが不可能となるからです。
人の死であざとく儲けようと企むゾンビマスコミ
マスコミさんはこれを報道するのは自分たちの使命、責務とばかりに躍起となって大騒ぎするのですけど、でもねえ、いくらなんでも、日頃のあんたらのおこないを見るにつけ、どう考えてもしっくりこないのですよね。
マスコミのお涙頂戴報道や功績報道がシラケるのは、生前時ではゴシップ嗅ぎで散々悪口を書いておいて、死ぬと手のひら返したように善人報道に早変わりするからです。
そのわざとらしい褒めちり方も大袈裟過ぎて、余りの二枚舌、三枚舌のギャップに気持ち悪さを感じてくるのです。
勿論、死者に鞭打つ報道など出来ないことは判るが、そこまで長々と引っ張るなら功罪両面からの視点で捉えてもいいものだが、どこもかしこもワンパターンなのです。
この毎度の展開は、オールドメディアがマニュアル化していることで、普段の散々の阿漕を反省しているそぶりを見せるためのカムフラージュの一つなのかも知れない。
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