日本はカナダの実態を他人事にしてはならない
移民受入れの優等生が移民で破綻状態となったカナダ

トランプ大統領は、中国にすり寄るカナダのカーニー首相の動きを牽制して、中国との貿易協定を実行するなら、カナダの全製品に対して100%の関税を掛けると怒りの警告を発したのです。
そんなことで、ここに来て再びアメリカとカナダの関係が怪しくなってしまいました。
カナダのカーニー首相は、予てからトランプ大統領に対して反発の意志を表明していた人物で、アメリカのグリーンランドへの領有に対しても批判の発言をしていたのです。
そうしたことで、トランプ大統領にとって、カナダのリベラル政党である自由党のカーニー首相の存在は、宿敵である民主党議員そのものなのです。
そんな人物が寄りによって中国と手を結ぶとなったら逆鱗に触れるのは当然のことです。
ということで今回は、ユートピアとして羨望の眼差しで見られていたカナダという国が瞬く間にジリ貧状態と成り果てた実態に迫り、いつも通りの雑学タッチとオチャラケを交えて簡単判りやすく、カナダの困窮ぶりの実情をお伝えしてまいります。
カナダの国民生活はどん底状態
実はカナダ国民の実生活は国民が住む場所が無くなってしまったというほどの不動産の高騰と食料品の値上げを招いてしまい困窮を極めたどん族状態となっているのです。
そのカナダがどん底に陥った実態を日本の新聞やテレビのオールドメディアなどは意図的に伝えないのです。
それは、その原因の一端が中国と移民政策の失敗なので伝えると都合が悪いからです。
そう、カナダの窮状の全ては移民政策の失敗から来るもので、急激に人が増えたことで賃貸不動産の需要が足りなくなってしまい、土地の価格や不動産賃貸料が高騰したのです。
その高騰に拍車を掛けたのが中国人の存在なのです。
日本と同じく中国人が不動産を買い漁って不動産の価格を必要以上に吊り上げたからです。
これに大慌てとなったカナダは、早急に法改正を行って外国人の土地の買収を規制したのでした。
そして、このいきなりの移民の増加はカナダ国民の生活バランスも崩してしまい、200万人のカナダ国民がフードバンクに殺到している状態なのです。
このカナダの顛末を見たトランプ大統領は、この醜態を招いたトルドー前首相に対して、カナダはアメリカの51州目の州になれと揶揄したのです。
トランプ大統領からすればトルドー前首相のやっていることはアメリカ民主党の映し鏡というわけです。
この時も日本のオールドメディアは相変わらずの調子で、カナダの実態は知らせず、トランプ大統領がカナダを侮辱したという報道を流していたのです。
グローバリズムと反グローバリズムの戦い
日本に入ってくるカナダの情報はというと国が安定していて、最も移住に適した国というポジティブなイメージが付きものなのです。
でも、実際のカナダの実情は、移民政策も失敗に終わり、格差拡大も広がってしまい、国民生活は最悪なジリ貧状態と成り果てているのでした。
それにしてもアメリカとカナダは、最友好国であった筈なのに、一体何故こんな険悪な関係になってしまうのでしょうか。
結局、これもグローバリズムと反グローバリズムの敵対関係ということなのです。
カナダは前首相のトルドー政権時代からグローバリズムを推進して来たのですが、現政権のカーニー首相もそれを継承する人物だからです。
アメリカのトランプ政権は、アメリカ国内だけではなく、全世界のリベラルとの敵対関係にあると言っても過言ではないのです。
そうしたことでトランプ大統領の場合、グリーンランドの領有問題を見てもお判りの通り、ヨーロッパのリベラル政権からの反発を食らっているわけです。
結局、ヨーロッパの場合、右派の台頭によって反グローバリズムの嵐が吹き荒れてはいるが、現時点では、イギリスもフランス、そしてドイツもリベラル層が政権を握ったままなのでこうした状況になって行くのです。
これも日本の情報だけを見ているとトランプ大統領が無茶をやっているという報道になるが、実際のヨーロッパでは半数以上が反グローバリズムとなっていることで、トランプ大統領に共鳴する人たちも多いのです。
移民に過度に頼る移民政策が国の衰退を招く
グローバリズムの模範であり、移民受け入れの優等生だったカナダでしたが、結局は移民を受け入れ過ぎてしまい国の混乱と衰退を招いてしまったのでした。
カナダという国が移民政策で一時期成功出来たのは、ポイント制という一定の基準を満たした移民申請者に移民の資格を与えるという制度を導入してきたからなのです。
このポイント制によって、特定の基準を満たした移民だけを受入れてきたことで、IT技術者などの優秀な人材の確保に繋がって行ったのです。
こうした秩序を持った優秀な人材が移住してくれば国家の繁栄に大いに貢献もしてくれるので、万々歳というわけです。
だがしかし、カナダもご多分に漏れず少子高齢化の波が訪れてしまい、予期せぬ歪みが生み出されてしまったのです。
それは建設関連などのブルーカラーを担う労働が不足してしまったからです。
そこで、新たに移民の受け入れを拡大する政策をとり、何と3年間で150万人の移民を受け入れることを発表したのです。
結果、このいきなりの人口の増加にカナダのライフラインや生活経済は対応出来なくなってしまい、瞬く間に不動産や食料品の高騰を招いたのです。
結局、過度な移民政策が裏目となり、物価高を招いて国民生活はジリ貧状態となってしまったわけです。
カナダの窮状は移民を受け入れ過ぎた末路
それにしても、カナダの食料自給率は世界で2位という食料の宝庫の国なので、カナダに行けば食いっぱぐれはないと言われていたのです。
ところが、その食料の宝庫の国であるカナダで、食料に困窮する国民が急拡大をしているというのです。
カナダには、食料品を無料で受け取れるフードバンクを利用出来るシステムがあるのですが、そのフードバンクの利用者が200万人を超えてしまったのでした。
これには世界もビックリ仰天、カナダでは自力で食生活が送れないという国民が200万人も存在するということなのです。
そもそもこのフードバンクの利用は失業者や年金受給者の為のサービスとして始まったものですが、現在の利用者の3分の1は仕事を持っている人で、低賃金で物価の高騰についていけないというワーキングプアの層なのです。
カナダの人口は約4000万人、そのうちの900万人が食料に困窮していて、200万人がフードバンクを頼っているのです。
そして、カナダ自慢の医療制度も崩壊してしまい、具合が悪くなっても病院で診察を受けるのは7か月待ちの状態となり、治療を受けられないで亡くなって行く人が増え続けているのです。
何と言っても、カナダのトロントのワンルームの家賃は25万円、これでは一般人には手が届かないし、食料を調達するのも困難を極めてしまいます。
この事態を招いた要因は、過度な移民の受け入れによる急激な人口の増加によるもので、移民が多すぎたというわけです。
カナダはアメリカと喧嘩をしている場合ではない
カナダは夢のある国から、経済的なストレスを感じる夢のない国へと凋落してしまったのです。
カーニー首相は、この期に及んでもアメリカと対抗する姿勢を強めて、国民に米国商品のボイコットを呼びかけていますが、今のカナダ国民は、フードバンクに殺到しているという餓死に直面した状態なので、そんな意欲も余裕もないのです。
結局、カナダがここまでなってしまったのは、トルドー政権の経済政策と移民政策の失敗が大きく響いているからです。
カーニー首相は、もう無用な諍いは避けねばならないのです。
カナダの人口の8割はアメリカの国境と陸続きで接しているということで、アメリカとは切っても切れない間柄なのです。
そのアメリカとカナダが戦争状態になることはあり得ないが、完全に仲違いをしてしまったのです。
それにしてもカナダという国は、世界で2番目に広大な土地を擁している国、土地は有り余るほどにある筈なので、人が住む場所が無いなんてあり得るのだろうか。
それは、カナダもロシアと一緒で、広大な領地の殆どは凍土に包まれた大地、人が住む土地は限られているのです。
結局、カナダの場合も人口の殆どは都市部に集中してしまうので、ライフラインがパンク状態となってしまったのです。
リベラルの哀れな末路
カナダ政府による過度なポリコレの推進と薬物の容認は、トランプ政権にとって看過出来ないことです。
カナダの大失敗の模様を書き続けたらきりがないので、この辺にしておきますが、全ては政治家の無策のせいなのです。
カナダの問題は、日本にとって決して他人ごとではないのです。
移民政策は国家を破綻に導くもの、日本も外国人の土地購入の規制は待ったなしなのです。
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。




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