忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

都会人の自給自足は田舎の人から嫌われている

自給自足

都会人の自給自足は田舎の人から嫌われている

本来、自給自足というものは自然の大地での普遍的な生活模様の一つなので、田舎の定番とも思えるものなのです。

でもそれは都会人の浅はかな思いでしかないことなのでした。

実は、都会人の自給自足の願望は田舎の人が見たら理解不能としか思われないので迷惑千万そのものだからです。

バラエティー番組のヤラセに惑わされてはダメ

今日は昨日に引き続き、ここに来ての余りのノー天気なオールドマスコミの番組構成ぶりを見るにつけ、ここで警鐘を促す意味で本音の部分を記してまいります。

何と言っても、こうしたテレビのバラエティー番組に触発されて、田舎に行けば自給自足のベースが揃っていて、自給自足の生活が実践出来ると安易に思ってしまうところが完全なケアレスとなってしまうのです。

今や国の地方創生の奨励もあって、地方への移住の促進は待ったなしの状況となっているわけなのです。

そうした中で地方移住に対して誤った認識を持たない為にもこの辺はハッキリと申し上げておかねばならないことなのです。

特に連携を重視する集落などでは自給自足の生活は足並みを乱す自分勝手な行為となってしまうことで完全なNGとなるのです。

それもその筈、田舎の人はとっくの昔に自給自足の生活を捨て去っているからです。

だから、都会人が知ったかぶりで自給自足を喧伝するのは非常に不愉快千万なこととなってしまうというわけです。

田舎の人は自給自足なんて真っ平ご免の世界

そもそも、田舎の人は嫌が上でも自給自足の生活を余儀なくされてきた人たちなのです。

対する都会人はヒューマニズムなどの自然回帰などで自給自足に憧れを持った人たちというわけで、これでは田舎の人と都会人では自給自足に対する思いは相容れないものとなってしまうのは当然のことですよね。

昔の田舎は自給自足でしか生き延びられなかったことで、都会の便利に憧れを持ち、生活の向上をもたらす為には便利の導入こそが彼らの目標だったのです。

そうしたことで、先祖代々の自給自足生活を余儀なくされてきた彼らからすると、自給自足生活ともなるとネガティブ思考が付きものとなるのです。

というわけで、何も判っていない都会人から後ろ向きの発想を導入されたら堪らないということです。

これでお判りの通り、都会人が思う自給自足は田舎の人とは波長が全く合わないので理解されないのです。

都会人の自給自足に対する憧れの傾向は、コロナ禍となってヒューマニズムへの願望とナチュラリズムがマッチしたことで火が付いたものと思われます。

このゆたか過ぎる現代社会を生きる中で自給自足への思い自体は、耐乏の精神を学び研鑽を築く上でも有益となるものなので決して悪い話ではないのです。

でも、田舎に住めば自然回帰が常識と思ったら大間違いというわけです。

田舎は今や便利を追い求める為に電化製品に囲まれ、移動はすべてクルマ社会と成り果てた地、今更、薪割りで風呂炊き、飯炊きをしたいなどと思う人は殆どいないので、好き好んで自給自足生活を送ろうなどという人は存在しないのです。

結局、都会からの移住者と田舎の先住者とのアンマッチのケースは、こうしたナチュラリスト系の思考を持った移住者との対立が非常に多くなるのです。

何度も言う通り、今の自給自足は自己満足、自己責任の世界なので、田舎で自給自足生活を送るとしたら、集落からも離れた限界地であれば実践出来ないことはないのです。

でも、昔の自給自足は完全に消滅してしまったので、今の自給自足は文明の利器を応用した半機械仕掛けのテクノロジーの自給自足なのでした。

明日はその話をさせて頂きます。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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