忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

「楽しい日本」は地方創生のロマンの拘り

地方創生

「楽しい日本」は地方創生のロマンの拘り

「楽しい日本」というキーワードを唱えた石破総理、それは地方から幸せを発信するという狙いを込めたものなのです。

石破総理は何故、地方創生に拘るのか、それこそは地方人のコンプレックスでありヒエラルキーからくるものなのです。

地方が疲弊してしまっていることは皆が判っていること、だからこそ自分の出身である地方を豊かにして行くことこそは地方出身の政治家の夢であり拠り所のロマンとなるからです。

今日は、石破総理や地方出身の政治家たちの地方創生に対する思いや拘りを雑学タッチで簡単判りやすくご説明してまいります。

近代都市の東京を作ったのは田舎っぺだった

そもそも巨大都市の東京の街を作り上げたのは誰なのか、それは薩摩や長州たちの田舎っぺ侍たちが江戸の町を作り替えたからに他ならないのです。

薩摩や長州の田舎っぺ侍たちのしゃべる言葉は江戸弁とはまるでそりが合わないので、何をしゃべっているのかも意味不明、江戸の町民たちからはこんな田舎っぺに江戸の町を再生など出来る筈はないと嘲笑されたのです。

ところが、瞬く間に世界に名だたる巨大近代都市を作り上げてしまったのでした。

当時から日本の田舎っぺのパワーは凄かったのです。

それからというもの、田舎っぺが作ってあげた東京は不動の巨大都市を形成し、すべての中心を成し牙城なものとなって行くのです。

ところが反面、地方は忘れられた如く阻害の一途を辿って行ったのでした。

そう、地方の政治家たちは、いつの間にか自分たちの領地を二の次としていたのです。

東京はどんどん発展して行くが、地方は閑散なまま、このままでは、地方の富は東京に吸い取れて行くだけなので、地方は益々衰退して行くしかないと危機感に晒されて行ったのです。

こうして、東京だけに富と機能を集中させるという日本の在り方に違和感を持つ風習は徐々に拡大して行ったというわけです。

そこに登場したのが田中角栄の実践理論、巨大都市から地方にネットワークを逆流して地方に富をもたらすという日本列島改造論だったわけです。

何度も言うが、田中角栄の決断力と行動力はずば抜けていたのです。

都市と地方を結ぶ全国規模の流通ルートを開通させるインフラ整備とライフラインを構築したことで、地方は瞬く間に大繁栄を遂げることになったのです。

この日本列島改造論の大成功によって地方は息を吹き返し、かつての藩のプライドと自信を取り戻したというわけです。

日本列島改造論は、こうして伝説化して行き、地方出身の政治家の模範であり役割のモデルとなって行ったのです。

石破総理もこれにあやかり日本列島改造の精神を継承し地方創生に拘るというわけです。

そうしたことで、石破総理が新たに掲げた「楽しい日本」とは、地方から発信のキーワードであることが理解に及ぶのです。

経済担当大臣の赤沢大臣は、「楽しい日本」は、地方に拘ったもので、地方は楽しいところだから戻って来いという感じで地方を作ることを理想としていると表現しているのです。

これでお判りの通り、地方の政治家にとって地方創生は、政治アピールには打って付けのものなのです。

そんなことで、明日は石破総理がお手本とする田中角栄元総理の「日本列島改造論」、大平正芳元総理の「田園都市構想」、竹下登元総理の「ふるさと創生」という3つの地方活性化の取組を紹介してまいります。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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