よく考えよう:地域おこし協力隊はスキルアップが望めない
地域おこし協力隊はスキルアップが望めないとはどういうことか、地域おこし協力隊の任務は、地方の再生や地域の活性化のために役立てるエキスパートとして各地域に赴任するという触れ込みだったのです。
そうしたことで、実際の協力隊員の殆どの方は地方を自分の手で変えようという意気込みと志を持った方々が隊員に応募し各地方に赴任して行ったのです。
地域おこし協力隊の場合、こうして地方の市町村に振り分けられたことで、その実態はベールに包まれた状態だったわけです。
ところが、聞こえてくるのは様々な果敢ない噂や憶測を生むばかりとなったのです。
結局、フタを開けてみれば、その実態は田舎役人や地場の人間にこき使われるだけの小間使いだったというわけなのです。
こうして、受け入れ先の市町村との噛み合いが旨く行かず、意気込みとは裏腹となってしまい持ち前のスキルを発揮出来ず仕舞いとなっているわけでした。
まあ、これは同じことを何度も言うようになってしまうのですが、地域おこし協力隊員の場合は、隊員になるための検定や資格というものが存在しないことで、隊員としての箔付けが出来ないことに尽きるのです。
この箔づけがないことで受け入れの田舎役人から軽く見られてしまっているのです。
各市町村も、明確なシナリオがないままに受け入れていることで、隊員たちは宙ぶらりんの状態となっているケースも非常に多いのです。
これでは、せっかく田舎に赴任したところで、モチベーションも発揮することが出来ないというわけです。
そして、一番の問題点は、任期が3年という赴任期間なのです。
この短期間では、スキルアップは望めないので、再就職の時点でハンディキャップを背負う破目となってしまっているのです。
結局、地域おこし協力隊のイメージが低下してしまったことで、地域おこし協力隊員だったことが、なんの箔付けにもならないというわけなのです。
コメント