忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

ベネズエラとイランは「資源の呪い」イコール悪政で国家が崩壊

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ベネズエラとイランは「資源の呪い」イコール悪政で国家が崩壊

資源が沢山あっても貧乏のまま、それは無能な指導者が舵取りをしているからです

ベネズエラとイランは「資源の呪い」の呪縛に嵌まった。

「資源の呪い」とは何か、それを簡単に説明すると、資源国家の場合、資源の利益に頼り過ぎるために、国内の他の製造業が育たないことで、国の繫栄がストップしてしまうということなのです。そうした中で、資源の価格破壊などが起こった場合、一気に国が崩壊してしまう様相を「資源の呪い」と表現するのです。

この「資源の呪い」をズバリと言える国が、今回アメリカから攻撃を受けてしまったベネズエラとイランなのです。

ということで今回は、アメリカから攻撃を受けてしまったベネズエラとイランに対する素朴な疑問。

日本人がどうも理解出来ない、石油がたくさん採れるのに何でベネズエラとイランは貧乏なのか?しかも他の国から石油を輸入するって??どういうことか、という疑問にいつも通りの雑学タッチとオチャラケを交えて超簡単にお応えしてみます。

宝の山の資源は地下に眠ったまま

私たち日本人は、資源をもたない国なので、資源国家、特に石油の生産国家は大金持ちというイメージを持っている人が多いのです。

それは、サウジアラビアを中心としたOPECの影響があるからです。

なんと言っても、石油成金国家の派手さは物凄い、サウジアラビアのサルマン国王が来日した際には、東京の一流ホテルの部屋を1200室も押さえたことは有名な話ですよね。

ところが世界一の油田量を誇るベネズエラはハイパーインフレに陥ってしまい破産状態となってしまったのです。

そして石油資源の豊富なイランも同じく、ハイパーインフレとなって崩壊寸前状態なのです。しかもなんと他の国から石油を仕入れているのです。

まあ、それは今やご承知の通り、このトホホ…の現実、それは、たくさん地下に原油が眠っていても、売りに出す石油しか生産能力が無いからなのです。

なので、自国で賄う分は、他国からの輸入に頼ったりするわけです。

なんじゃそれはという感じですよね。

国の力では何も出来ないジレンマ

ベネズエラとイランに共通するのは、埋蔵されている原油を掘り出す技術、石油の精製技術、そして設備基地の規模が小さいことで生産が限られてしまい、大量生産が不可能なのです。

もし、これをやろうとすると高度な技術や大型プラントの設備を整えなければならないので、外国先進国の協力が必要となるのです。

豊富な資源が眠っていても、それを商品として精製するまでには、莫大な経済力と技術が無いと達成できない。

掘削作業、大規模プラント設備や水源の確保、輸送道路の開発・整備等々。

こうなると、発展途上国の場合は、資金と技術を持つ先進国に頼らざるを得ないわけで、ベネズエラとイランもそんな状態なのです。

石油だけで食って行くのは至難の業

ベネズエラとイランの場合、ベネズエラの人口約2900万人、イラン約9100万人という人口の多さと、更には国土も広いことで、資源一本で国民の生活を維持するのは難しい国なのです。

例えば、ブルネイという国家がありますが、この国は石油資源でぼろ儲けの国なのです。

何と、税金なし、医療費ただ、教育費ただ、国民の住居は日本の3倍の広さと夢のような理想国なのです。

何故、これが可能かと言えば人口が少ないことに尽きるのです。

ブルネイの人口は約40万人なので国民へのサービスが行き届くのです。

これが通常の国でいう1000万人規模だとこうはいきませんよね。

埋蔵量と生産規模にもよりますが、2000万人規模の国家では、石油で儲けても、他の製造産業も同時に育たないと、石油の儲けだけでは国民を食わしていけないということになるのです。

石油のあぶく銭が経済失速を招く

結局、あぶく銭が一気に入る資源国家ほど、その富を独占するという独裁者が現れて横暴な国家になる傾向があるのです。

外国企業主導の開発が行われる中で、石油に頼り過ぎることで、いったん石油価格が暴落すると国内経済が大打撃を受けることになるのです。

そして、こうした石油依存の体質は、経済活動を疎かにするので、結果的に国内の製造業が育たないということになるのです。

国内の製造業がないことで、輸入に頼ることになってしまい、国民が働く場所もない。

雇用が図れなければ失業率を悪化させるだけとなるのです。

こうなってしまえば、いくら石油の埋蔵量があるベネズエラとイランであっても、ハイパーインフレを生んでしまうのは当然のことです。

これこそは石油国家なりの「資源の呪い」の破綻と言えます。

資源があっても悪政では国は維持出来ない

石油の埋蔵国家に対しては、アメリカやヨーロッパ諸国、中国などが常に関心を強めてきたのです。

だが、中東の場合、サウジアラビアを中心としたOPECという強大な影響力を持つ国際石油資本の組織があることで、手出しは中々出来ない状態なのです。

しかし、ベネズエラとイランの両国は、独裁国家であって、崩壊寸前なので隙だらけ状態となっているのです。

ベネズエラは社会主義国家となって、怠け者国家となって反米路線を徹底。

そしてイランはイスラム原理主義となって、恐怖国家となって反米路線を徹底。

どちらもアメリカに盾突いて経済制裁を受けてしまい、国民は困窮生活を余儀なくされてしまったのでした。

ベネズエラのインチキ社会主義国家やイランの恐怖のイスラム原理主義国では、自国で石油を精製することは100年以上掛かることでしょうね。

そもそも、ベネズエラとイランの両国は、豊富な資源だけではなく、国土も広いので、自給生産にも最も適した国なのです。

この両国は、ちゃんとした経済路線を引いていれば、経済大国の仲間入りも出来た国だったのです。

「資源の呪い」資源国家だから大金持ちとは限らない。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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