焦りのプーチンは北方領土の訪問で愛国心に火を着ける思惑か
何を考えているのか意味不明のプーチン大統領の北方領土の訪問、擦り寄って来ても無視をしよう。プーチンは焦っていることだけは間違いない

ロシアとウクライナの戦争は、ドローン攻撃でやられたらやり返すという新たな戦略の展開へと発展してしまい、手の付けられないエスカレーション状態となっているのです。
この泥沼と化したロシアとウクライナの戦争の真っ只中で北方領土を訪問したプーチン大統領ですが、プーチンが焦っていることは誰もが見て取れるのです。
そうしたことで、この唐突な訪問の真意が図れないことで更なる不気味感を醸し出しているというわけです。
プーチン大統領は、シベリアからサハリン州に至るまで積極的に地方の訪問を行っていることで、今回の北方領土の訪問は、ロシア国民に対して主権を持つ領土を死守することをアピールする為のデモンストレーションなのかと噂されているのです。
ということで今回は、いつも通りの雑学タッチとオチャラケを交えて、私のブログでも何度も取り上げている冷酷無比のロシアのプーチン大統領の近況に迫まるとともに、愛国心の強いロシア人の気質などを簡単判りやすく述べてまいります。
冬将軍がロシア人の愛国心に火を着けた
ロシア国民にとって、遠く離れた北方領土への愛着は至って薄い、しかし領土の問題が絡んでくると、たちまち血が騒いで士気が向上してくるのがロシア人の特異な気質なのです。
ロシア人とは戦争で奪った土地への拘りは人一倍強いことで、領土の話となると目の色を変えて来る民族だからです。
そうしたことで、今回の北方領土の訪問は、領土の防衛を鼓舞する狙いがあるのです。
このロシア人の気質を知るには、ナチスとの戦いを知れば見えて来ますよね。
3流の軍事力しか持たないロシア人が何故、世界一の軍事力を誇るナチスに勝てたかは、ポンコツ故の軍隊がスターリングラードの持久戦を制して、ナチスを兵糧攻めにすることが出来たからです。
ロシア人はこの戦いで、奇跡の勝利を収めたことで、突出したプライドと愛国心を持つようになったのです。
そう、このスターリングラードの戦いこそは、日本の神風と同じで、冬将軍が到来してくれたからなのです。
プーチンはもとより、ロシア人には、その遺伝子が組み込まれているのです。
ただ、ナチスを破ったスターリングラードと今では士気が違い過ぎるわけで、奪い取った領土である北方領土の訪問で士気の向上をアピールしようとしたのかも知れません。
打ち出の小槌の魂胆もアリ
でも本当の狙いは、日本からの援助なのかも、北方領土はロシアにとって外交の切り札となってきたからです。
何と言っても、北方領土はロシアにとって打ち出の小槌と化して来たので、散々手玉に取られてきたのです。
何より今は、日本もロシアに対して制裁を化している段階なので、ロシアの策に安易に乗らないよう気をつけねばなりません。
幸い、高市総理はプーチン大統領の領土の侵害に対して、素早く毅然な態度を示したことで、事なきを得たわけです。
とにかく、ロシア人は突出した野蛮性と図太さ、したたかさを備えた民族なので、今の軟な日本人などでは太刀打ちは一切出来ないのです。
戦死者多数で男性の人口が激減
そんなロシアも今やさすがに迷走状態、それは、米シンクタンクの戦略国際問題研究所の調査によると、対ウクライナとの戦争でのロシアの死者、負傷者、行方不明者を合わせた数字はロシアの人口の1%に及ぶ140万人に達していると推定されたのです。
これによってロシアは、男性の人口が激減してしまったことで、新兵の補充もままならない状態となってしまい完全な兵員不足に陥っているのです。
同じく10年も続いて泥沼となったアフガン侵攻の戦争では1万5千人の戦死者を出したロシアでしたが、今回の戦争は遥かに規模が違います。
この死傷者数の調査結果を見ると、どうやら、ウクライナよりロシアの方が遥かに大きな代償を払っている結果となっているようなのです。
ロシア国民は、遠くの地での戦いと思っていたのが今や、前線は拡大する一方で、ウクライナの攻撃はロシア国内へと広がり出してしまい、ロシア国民を恐怖のどん底に突き落しているのです。
これによって、プーチン大統領の求心力も低下してしまったことは否めない。
ロシア国民の士気は大きく低下
この想定外の燦々たる状況では、ウクライナとの戦争はやめるにやめられなくなってしまったと言っていいでしょう。
さぞかしプーチン大統領も悩み通している筈です。
しかし、今のロシアには、プーチン大統領に対して戦争をやめろと助言を出来る人物は皆無なのです。
何と言っても、ロシアとウクライナという国は同じスラブ民族の遺伝子を持つ国、そのスラブの魂が基で、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の両者が一歩も引けない意地の戦いとなっているのです。
この戦争が今迄と違うのは、不意を突いたドローンでの攻撃が主流となってしまったことで、ピンポイントでロシアの生活圏である製油所やライフラインが急襲されたことです。
ドローンでの攻撃だと、ロシアの防空システムでは防ぐことが不可能だからです。
また、特筆すべきは、ウクライナがロシアの物流施設を狙い撃ちにしたことなのです。
これをやられてしまうとロシアの流通網は大打撃を受けることになります。
そして何より、これだけの犠牲者の数を出し、兵員不足やミサイルの喝破、燃料不足というロシア政府の脆弱性の現実を目の当たりにしてしまったことで、ロシア国民の士気が大きく低下してしまったのです。
消耗戦はロシアの誤算
スターリングラードの持久戦に打ち勝ったロシアでしたが、今回はロシアが消耗戦に巻き込まれてしまい大打撃を受けているというわけです。
そもそも、ロシアは戦争が長期化すれば、ウクライナ経済は瞬く間に破綻をしていくだろうと予測をしていたのです。
結局これが最も大きなロシアの誤算だったというわけです。
ウクライナには、世界中からの同情が集まったことでNATOを中心としたヨーロッパ勢の強固な支援を取り付けることが出来たことで、常にロシア軍とは互角以上に戦える装備の後ろ盾が整っていたのです。
こうしてロシアは想定外のドローン攻撃に晒されインフラが破壊されてしまい、経済の停滞を余儀なくされているのです。
消耗戦となったことで、国民生活にも重大な影響を及ぼしてしまい、帰還兵によるアルコール依存や薬物での犯罪が蔓延化する「ウクライナ症候群」という戦争におけるPTSDの症状までもが問題化してきたのです。
これはベトナム戦争におけるアメリカ軍のマリファナ依存と同じ構図なのです。
ロシアとウクライナは永遠に恨み続ける
とにかく、プーチン大統領もゼレンスキー大統領も相手に譲歩することは一切出来ないことで、交渉自体が難航を極めてしまうのです。
この戦争は、今のところ妥協の道筋は見えない状態ですが、トランプ大統領の仲介によって、ロシアもウクライナも一端はそれに従わざるを得ないことで、形だけの停戦の合意は行われるとされているのです。
だが、双方にとって、これだけの被害の爪痕を残した事実は拭えないことなので、この怨念は燻り続けることは間違いないでしょう。
今のプーチン大統領には、戦争を止めるという打開策は見当たらないことが明白となっていることで、国内での支持率もガタ落ち状態となっているのです。
なので、今回の北方領土への訪問は、焦りの境地での訪問なのは間違いがないこと、日本としてはくれぐれもロシアの汚い策略に乗せられぬよう用心してほしいものです。
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。





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