田久保市長逃亡、このままだと伊東は沈没しかねない
私にとって伊東市は、二拠点生活のデュラルライフという最高のスローライフ生活を送ることが出来た街なので、第二の故郷なのです。
残念至極、その伊東の街が、市長の醜聞に塗れたスキャンダルによって、今や笑いと揶揄の象徴と化してしまったのです。
しかしながら、田久保市長の熱烈な信者によると、この方、カリスマ起業家という触れ込みですが、どうやら、それも眉唾のようです。
伊東の街はバブル以降完全にじり貧状態と化しているので、カフェ経営レベルで事業を成り立たせるのは至難の業なのです。
その話は改めて後日お話してまいります。
伊東市も東洋大学もイメージ低下は避けられない
今回の騒動によって、伊東市の知名度が全国規模に波及したことは確かなことです。
でも、このネガティブ感では、伊東市にとってマイナス効果でしかないものなのです。
それは、学歴疑惑の主題となった東洋大学も一緒です。
東洋大学はコンプライアンスやプライバシーを優先して、この件への拘わりから一歩引いたスタンスを取らざるを得ない状況となっているわけです。
そうなると、この一件が長引けば長引くほど東洋大学自体のイメージが棄損されてしまうし、揶揄の最中にも晒されてしまうというわけです。
伊東市も東洋大学も踏んだり蹴ったり、この話がどんどん拡大してしまい、伊東市も東洋大学もネガティブの割を食ってしまっているということです。
ネガティブ効果では客は引いてしまう
伊東市は観光の街、その伊東の一番のかき入れ時が夏のシーズンなのです。
そう、伊豆伊東のシーズンオフの日常はバブル以降、衰退の一途を辿る状況を呈してしまい、常に閑古鳥が鳴いている状態なのです。
その伊東が唯一、賑わいを見せるのが夏のシーズンだということなのです。
そうしたことで、伊東市の場合は、夏の季節になると、観光客の集客の為のお祭りやイベントが目白押しとなるのです。
この伊東で一番のメインのお祭りといえば“按針祭”ですが、この“按針祭”では1万発の花火が打ち上げられるド派手なイベントが繰り広げられるので、観光客からは絶大な好評を得ているのです。
伊東の夏の季節は、この“按針祭”以外にも2か月間にわたり毎週、花火大会が模様されるのです。
私が二拠点生活のデュラルライフを送っていた住まいは、伊東のオレンジビーチの高台に位置していたので、夏の季節は、目の前でこの花火大会を満喫していたのでした。
その他にも、今や伊東の名物となったタライ競争など、様々なイベントで観光客を満足させようと企画を打ち立てているのです。
とにかく、この時期の伊東の街は、ホテルも旅館も干物屋もかき入れ時で街がイキイキとし、街全体が活気に包まれた状態となるのです。
このかき入れ時に、この醜態の話を引っ張ってしまうと下手すると致命傷となりかねないのです。
それくらい伊東の観光業は困窮状態に陥っているのです。
伊東で知名度があるのは、何と言っても、テレビのコマーシャルで有名となったハトヤの存在が挙げられますよね、実はウィークデーのハトヤは開店休業状態なので、お客はまるでいない状態なのです。
海側のハトヤのホテルなどは、いつ見ても人がいない閑散状態なので、とうとう潰れてしまったのかと思うほどなのです。
これが伊東の現実なのです。
そんなことで、いくら伊東市の知名度が上がったといっても、こんなみっともない醜態を晒しているところでは、観光気分にはなれないし、応援しようとも思わないということになるので、リピーターでさえ、今回は止めておこうという心理が働いてしまうというわけです。
案の定、先週、伊東を訪れた際も、何かいつもと違う雰囲気が漂っていたのです。
それは各イベントで音頭取りを行う筈の市長の姿がないことで、職員のモチベーションが今一となっていたからです。
伊東の街の唯一の救いは観光なので、イメージの棄損は命取りとなるのです。
非常に不味い、田久保市長のやっている身の保身は、伊東の衰退に益々拍車を掛けるだけのこととなるかも知れません。
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