忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

ロングステイブームとは一体何だったのかを検証するパート4

ロングステイ・海外移住

ロングステイブームとは一体何だったのかを検証するパート4
マレーシアペナンでのプチ移住リポート

それでは昨日に続き、今日もマレーシアペナンでのプチ移住のリポート体験を振り返ってまいります。

このプチ移住のリポート体験はロングステイがまだ盛況であった15年前の話です。

マレーシアでのプチ移住の体験や先人移住者を見て判ったことは、いかに物価の安いアジアの国々でも、ギリギリの予算で生活するのは精神衛生上よくないということ、外国では頼る人もいないので、不安で気持ちが萎縮するだけです。

年金だけで優雅な生活が送れるは嘘だった

しかし、安易に業者に誑かされて移住をしてしまった方の中には、当然の如く、目に見えて生活に困窮する様子が窺えたのでした。

結局、マレーシアはクルマ社会なのでクルマがないと買い物も出来ないので、クルマの購入代や割高の日本食などを購入すると想像以上の出費が嵩んでしまうのです。

そうなると想定していた年金の範囲での生活は狂いだしてしまい、貯蓄を切り崩しての生活となってしまうのです。

また、みなさん表向きは移住してよかったというのですが、やることがなくなってしまって喪失感に陥っている感じの方も多かったのです。

あの暑さではゴルフ三昧とはいかないので、日中は冷房の効いた部屋に閉じこもるしかないのです。

日本人は、欧米人のようにプールサイドで読書を楽しむという、開放感に浸るという習慣がないので、何もしなくなると不安だけがよぎって落ち着きが無くなるのです。

この状況を見せられてしまったら移住の気持ちは萎えてしまうというものです。

ペナンの海の汚さは致命傷

そして、私がマレーシアペナン移住を断念した最後の一押しは、何度も言うようにペナンの海の汚さなのです。

まあ、これは今や有名となって誰もが知るところですが、旅行ガイドなどが紹介するペナンは「美しい海とビーチ」というキャッチが定番となっています。

しかし、実際のペナンの海は、透明度は殆ど無く、江の島の海より汚く、東京湾のレベルで、しかもヘドロの匂いがきついのです。

当然、海水浴をする人は稀だしクラゲだらけ、ビーチで寝転がるだけの海なのです。

だいたいこの辺の海はマラッカやシンガポールを見ても海が汚いのは定番です。

そんな中でも旅行会社は、平気で「エメラルドグリーンを堪能」だなんて謳うのですからいい加減なものです。

そもそも私の一番の拘りは、温暖なことと海への拘りなのです。

海の魅力、イコール釣りということで、ペナンの海で自由に釣り三昧という夢を抱いていたのでした。

というのは、日本では、釣り人間は隅に追いやられてしまい、釣りをする場所が殆どなくなってしまったからです。

ところが行って見たらこの始末、どうやらこの海は、対岸に見える工場からの汚染の影響で、水銀だらけだという実態までもが判ってしまった。

そうなると意気消沈は止まらない、早くもプチ移住の段階で、現地食の脂っこさが気になりだして飽きが来てしまったのです。

日本食は高いし、日本の食料品もやたらに高い。さらにマレーシアはアルコールがバカ高いのです、一年中暑い地域なのに、ビールが気安く飲めないことは精神的にもキツイ。

女性の場合は一人での外出もままならないし、ストレスを発散させる場もないのです。

特にゴミの問題、不衛生に耐えられるか、途上国の場合、発展してはいるが、環境問題が追い付いてこないのが現状です。

しかも一年中暑いのでゴミの悪臭は気になるのです。

結局、私の釣り三昧の夢は見事に敗れたということで、あえなく私のロングステイは終焉を迎え国内のデュラルライフにシフトしたのでした。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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