忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

当時のロングステイブームを検証するパート2

ロングステイ・海外移住

当時のロングステイブームを検証するパート2
年寄りや年金生活者を対象としたことに無理があった

今日も昨日に続き、幻となったロングステイブームをソフトタッチに検証してみます。

ロングステイが幻となったのは、勿論円安の影響が一番ですが、結局、年寄りや年金生活者を対象としたロングステイ自体に無理があったと思うのです。

当時のロングステイの招致も今の田舎暮らしの招致と同じで、実にあいまいなものだったからです。

年寄りに優しさのない国でのロングステイの愚行

結局、年寄りの場合、移住したところでその期間は限られてくるので、はぐらかしのあいまいなニュアンスでお茶を濁してきたというわけです。

業者は盛んに終の棲家を強調していましたが、ロングステイは完全な永住権ではないので、死ぬまで永住ということは無理なので、終の棲家にはならないのです。

また、ロングステイは夫婦二人三脚の決断なので、どちらかが倒れたらそこで終わりとなってしまうので帰国を余儀なくされてしまうのです。

そして、そもそも、東南アジアの国々はバリアフリーも脆弱なので年寄りに対して優しさがないのです。

何より、年寄りにとって一番肝心な医療にしても、日本の医療とは設備も技術も雲泥の差なのです。

今にして思うのは、国はロングステイ財団を使って盛んにロングステイを後押ししていましたが、医療やバリアフリーが脆弱なままなのに、年寄り歓迎で、どうぞ移住してくださいというのもおかしなものと思うのです。

60過ぎて医療設備が脆弱で言葉も文化も違う異国の地で暮らすなど、相当な覚悟がいるということです。

東南アジアはお金が掛からないは嘘

東南アジアはどこも日本以上の自己責任国家なので、自分の身は自分で守らなければならないのです。

だから安全はお金で買うものなので、年寄りや外国人の場合は特にセキュリティにお金が掛かってしまうのです。

当時は確かに円高のメリットは充分にあったのですが、お金が掛からないは嘘だったのです。

それは食に関しても同じことです。

毎日、現地の物を食べる分にはリーズナブルで済みますが、年寄りの場合はそうはいかなくなるのです。

そうなると日本食の食材を買うことになるのですが、日本食は日本以上にお金が掛かってしまうのです。

これでは年金生活者は破綻してしまいます。

そして、その年寄りに優しくない典型がクルマ優先社会なのです。

そう、東南アジアはクルマ優先社会なので、歩道自体も整備されていないし、信号も極端に少ないので、日本と違って歩行者に優しくないのです。

そうなると、年寄りの場合、道路を横断するだけでも結構なストレスとなってしまうのです。

しかも、クルマ優先社会なので、相手が避けるのが当たり前となっているので、人がいても車が平気で突っ込んでくるのです。

年寄りだろうが、車の渋滞のスキをついて道路を渡るのは当たり前なのです。

東南アジアは人の値段よりもクルマの値段が高いので、日本の感覚は通用しないのです。


いやはや、ロングステイもかなりの眉唾だったということです。

しかしながら、ロングステイの人たちも田舎暮らし同様で中々本音は言わないのです。

しかし、リタイアすると堰を切ったようにしゃべりだすのです。

私が取材した殆どの人は1年もしないうちにロングステイ生活に飽きが来てしまったという人が多かったのです。

それは言葉が判らなくては、テレビを見てもつまらないし、どこに出かけてもコミュニケーションも取れないので当然の成り行きなのです。

60、70になって情報も入らず行動が抑制されてしまったら寿命が縮まるだけです。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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