東南アジアに学べ:のんびりとスローな生活を送るイスラム教徒
昨日は、東南アジアの適当さはスローライフに最適という話をさせて頂きましたが、今日はそのお手本の最たる国であるイスラム国家のマレーシアのユルユルの実態を述べてまいります。
イスラム教徒がスローライフの生活を送るなんて信じられませんよね、でも、東南アジアには、西洋型のスローライフとは少し違いますが、のんびりゆったりの生活を送るイスラム教信者たちが存在するのです。
そう、マイペースの東南アジア人のなかで特にのんびりとしているのはイスラム教徒のマレーシア人なのです。
何故、そこまでのんびりなのかとマレーシア人に聞くと、国が豊かで安定しているから、みんな安心してのんびりしているのですと答えが返ってきたのです。
これこそは理想的な言葉ですよね、そう、この国の人たちは国家を愛しているのです。
実は、私はこのイスラム国家のマレーシアでスローな生活を送ろうと計画を立てたことがあるので、彼らのユルユルなイスラム主義も少しだけ理解できるのです。
マレーシアなどに行くと判りますが、過激なイスラム主義者と違って、とにかく彼らの行動はのんびりマイペースだったりするので、スローのお手本にもなるのでした。
これは従来のイスラム教徒のイメージとは段違いのものです。
何と言っても、日本でイスラム教徒と聞くと、イランのシーアやイスラム国(IS)、アルカイダ、タリバンだのという過激な思想を唱えた組織の情報しか私たちの耳に入ってこないので、滅茶苦茶、不安になってきますよね。
イスラム教は、特に女性の人権を無視した宗教であると喧伝されてきたので、ジェンダーの思想と真っ向から対立してきたのです。
ところが、マレーシアやインドネシアなどのイスラム教徒は中東諸国のイスラム教徒と違い戒律が厳しくないので、女性にも優しく、異教徒に対してもとても寛容なのです。
そのイスラム教徒は世界中で物凄い勢いで増えていて2030年には、イスラム教の信者がキリスト教信者を抜いて、世界一の宗教となるようなのです。
それもそのはず、なんと、イスラム教徒の女性は子供を5人以上も産むからです。
実は、日本にもイスラム教徒の方が150万人以上も訪れていて、それに影響を受けたのか、日本人のイスラム教徒も2万人以上と年々増え続けているのです。
その傾向はヨーロッパでも顕著となり、白人女性がイスラム教に改宗する動きが活発化しているらしいのです。
これは、中東型の過激なイスラム教の戒律は受け入れられないが、トルコや東南アジアのイスラム教は西洋のスローライフとマッチする部分があることで、信者が増え続けているというわけです。
私たちが思うイスラム教徒といえば戒律の厳しいガチガチのイメージしかありませんでしたが、東南アジアのイスラム教徒は、自由を謳歌してマイペースそのものなのでした。
街中を歩いているとヒジャブを被った女性が目につくようになりましたよね、とにかく日本にも多くのイスラム教徒が就業や観光で訪れるようになったということです。
これは、日本の良さと日本人の寛容さを知ってもらう絶好の機会です。
人手不足の日本の現場を支えてくれている彼らに感謝して、生活するうえで、不自由がないようハラルの知識とかも知っておくと友好が高まります。
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