日本テレビがヤバイ!国分騒動は泥沼か

日本テレビと国分騒動は、松岡の暴露によって下手すると泥沼を呈して行くかも知れない。
松岡は完全なる地位を築いている存在なので、テレビ屋と同士討ちをする捨て身の攻撃に出てきた可能性があるからです。
松岡が明かした、番組内で起きた「怪我や病院搬送」をひた隠しにした日本テレビの実態は、テレビ業界全般に激震が走ったと言っていいのです。
松岡の今後の発言によっては、BPOを絡めた大騒動に発展して行く可能性もあるのです。
ということで今回は、雑草人間の何でも屋の忍者ライターの私が日本テレビと国分騒動に迫り、いつも通りの雑学タッチとオチャラケを交えて簡単判りやすく芸能界の実情を述べてまいります。
何でも屋の忍者ライターの芸能雑学
私の得意ジャンルは、一匹狼のスモールビジネスの経営やライフスタイルのデュラルライフ、そして軽い政治社会情勢が中心なのです。
そんな人間が何で芸能の世界の話が出来るのかと怪訝に思う方もいらっしゃると思います。
実は私の場合、幼少期の子役劇団所属と青年期の学生時代にタレント事務所に所属したことや雑誌社などの依頼でライターとして芸能の世界を取材した経験があることで芸能分野の雑学的な知識はそれなりに持ち合わせているのです。
要は自らタレントの卵の経験をし、自らこの業界の取材も敢行したことで、遠目ながらも役者やタレントの心情を冷静に眺めてきた人間なのです。
そんなことで、自費出版ですが、ジャニーズ問題などの本を記したこともあるのです。
一方的な上から目線の日本テレビの会見
いやはや、ここのところの日本テレビは、政治報道もメチャクチャ酷いが芸能ゴシップ関連でもフジテレビ並みの様相を呈しているのです。
それは誰がどう考えてもおかしな日本テレビの国分太一の降板騒動の顛末です。
あの会見は、タレントを置き去りにしたテレビ局の上から目線の一方的な会見です。
あんな意味不明な会見では、ファンはもとより一般の視聴者もフラストレーションが溜まるだけなので、未だに混乱が収まらないということです。
日本テレビはここで、国分に対してコンプライアンスの問題ありとして、看板番組の「鉄腕ダッシュ」の降板という事実上の首切り宣告を発表したのでした。
こうしてその後、TOKIOの解散と株式会社のTOKIOも廃業となるなどで、国分は日本テレビの処分によって、芸能界から完全追放となってしまったのです。
まさかの松岡の怒りの反撃
ところが、この一方的な首切りの仕打ちに納得がいかない国分は「答え合わせ」と称して、記者会見を設定するに至ったのでした。
そこで、国分は、日本テレビがいう問題行為の何かが理解出来ないとし、日本テレビ側と答え合わせをしたいと願ったのです。
それに対して、日本テレビの社長は「今更、答え合わせをするまでもない」と冷たく突っぱねたのです。
要するに、日本テレビの社長は、国分やメンバーの城島や松岡に対しても充分な説明を果たして来たというわけです。
これに待ったを掛けたのが松岡で、松岡は新潮と文春の取材に対して「それは事実と異なる、我々に対しては何の説明もなかった」と暴露してしまったということなのです。
これはあまりに人を舐めたテレビ局の態度であると、ブチ切れた松岡は、業界の慣習を破って捨て身の攻撃に出たのでした。
この松岡の発言に慌てた日本テレビは、配慮が足りなかったとし「大変申し訳なく思っています」と謝罪をしたというわけです。
しかしながら、タレントが鉄壁といわれる強い立場のテレビ局に逆らうなどは前代未聞のこと、テレビ屋もまさかこのような展開となるとは想定外のことだったことでしょう。
弱い立場のタレントの足元を見るテレビ屋
今は、まともな企業はどこもコンプライアンスを重視しているのです。
それはテレビ局なども同じ、インターネットの普及により、視聴者の生の声を無視できなくなり、BPOの設立などで襟を正す姿勢をみせたりと神経を尖らせているわけです。
しかし、テレビ局のコンプライアンスとは、自社を守る為のものなので、身分の低いタレントたちは蚊帳の外とされるのです。
そもそもタレントはサラリーマンなどと違って個人プレーの身なので組織力や結束を図る土壌がない、ましてや正規の就労契約を結んだ労働者でもないのです。
そうなると、言いたくても言える下地そのものがないので、これでは個人プレーで物事を言うしかないのです。
テレビ局側は、タレントたちのそうした弱みを充分に理解していることで、一方的な上から目線の措置を講じることが出来てしまうのです。
汚くズルい絶対権力者のテレビ屋
まあこれこそが、テレビ屋どもが、役者やタレントの真の芸術性を奪ってきた悪の巣窟というものなのです。
なんと言っても、テレビ志望は引く手あまたの世界、押さえつけ一本やりで、嫌なら出ていけの強気の姿勢で通ってきた業界、テレビ屋は立場の強さを最大限に行使して芸能従事者を搾取してきたのです。
役者もタレントもテレビ屋の裁量とマネージメントによって仕事にありつけるのです。
そうなれば、テレビ屋は売れた役者やタレントに最大限の恩を売ることが出来るのです。
それこそ、逆らったら仕事を回さないという兵糧攻めにされてしまうので、役者やタレントたちは常に戦々恐々という状態なのです。
こうして、芸能の世界でタレントや役者を使うテレビ屋の存在は途轍もなく大きくなって行ったのです。
国分は何をやらかしたのかがハッキリしないが、国分も調子に乗ってしまったことは事実のようです。
いくら人気者でも、ジャニーズの看板がなくなってしまったら、ただの一介のタレントなので、昔の我儘は許されない、テレビ屋の威光でスパッと切られてしまうということです。
しかしどうやら、松岡と城嶋は、新会社も設立したようで、テレビに頼らない次のステップを模索しているようです。
それにしても、タブーとされてきた、テレビという権力に対して真っ向から異議を唱えた松岡の正義の勇気を称えよう。
これからの時代は、ソーシャルメディアがどんどん進化を遂げるので、芸能人の活躍の場も広がって行くのです。
もうテレビに天下を取らせておくのはダメ、松岡と城嶋、そして国分の新たな成功を是非とも応援したいものです。
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。





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