二拠点生活のデュラルライフが田舎ありきとなる危険2
田舎ありきの危険とは、田舎に住めばデュラルライフの生活やスローライフの生活が送れるものと勘違いをしている人が非常に多いということなのです。
確かに田舎はデュラルライフ生活やスローライフの生活を送ることが出来る理想的な自然のキャンパスが多数存在するのです。
だがしかし、田舎であろうと人がそれなりに住む場所は他人の空間なのです。
そこに都会人が遊びのライフスタイルを持ち込んだら軋轢を生むことは当然のことです。
私が知る中でも、デュラルライフ生活を送る為に間違って田舎の集落に移住をしてしまったという方が結構の数で存在したのです。
まあ、デュラルライフ生活の場合は、田舎暮らしと違って即刻逃げることが出来るので、まだましなのですが、住まいの移動ともなると簡単なものではないので、予期せぬ苦労が伴ってしまうのです。
田舎は自然災害の危険と隣り合わせ
田舎は自然の宝庫、だが決してユートピアではないのです。
それが如実に証明されてしまったのが自然災害の多さです。
ご承知の通り今の田舎は自然の猛威が吹き荒れて災害だらけとなっているのです。
ここにきて積乱雲が次々と発生する「線状降水帯」という現象によって川の氾濫や山崩れという自然災害が多発する日本の田舎の現状を鑑みると、日本の田舎の安全神話は完全に崩壊したと言っていいくらいです。
やはり人の少ない田舎はインフラ整備も脆弱なので、想定外の危険に晒されるリスクを伴うのです。
この危険に対し、高齢者同士で危険への対処を行わなければならないのが田舎の現実なのです。
そんな田舎に二拠点生活という田舎の人が聞いたことも無いデュラルライフの生活を持ち込むなど愚の至りと思われても不思議ではありません。
都会は田舎と違ってデジタル化の土台も進んでいるので、人手不足をロボットやAIに求めることが出来るのです。
しかし、田舎は都会と違ってもう打つ手はないのです。
もうこれだけ話せばお判りになりますよね、ど田舎や過疎の進んだ田舎の場合は田舎暮らしならともかく、二拠点生活にはまったく以てそぐわないのです。
のっけから二拠点生活地の否定の話となってしまいましたが、日本には二拠点生活のデュラルライフを送るキャンパスは無尽蔵に存在するのです。
それこそは、見逃されてきた地であるハーフビレッジ(半田舎)なのです。
これからは、デュラルライフに最も最適と思われるハーフビレッジ(半田舎)の情報も交えて記してまいりたいと思いますのでご期待ください。
今日はここまでとさせて頂きます。
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