若者よ田舎に逃げてはダメだ!!パート2
田舎に逃げるという間違った空想
都会にほとほと幻滅をしてしまい疲れ果て嫌気がさしてしまった、というのは、誰もが何度となく経験し脳裡にも浮かぶことです。
でもそれって、都会が何か悪さをしているわけではないのです。
あなたを幻滅にさせ気分を害させているのは都会の仕業ではなく、あなたとの拘わりを持つ組織、即ちあなたの所属する会社のことであり、そこでの人間関係こそがその原因を巻き起こしているのです。
そう、みんな都合よく都会に罪を擦り付けているのです。
あなたのいた組織などは、大都会からすればただのちっぽけな欠片でしかないのです。
そんなクズ組織のために都会を捨ててまで逃げてどうするのでしょうか。
こうして、もう逃げ出したくなったと逃げの心境になる人は多いのです。
逃げること自体は大いに結構なこと、但し、その選択を誤ると更なる悲惨が待ち受けていることは多いのです。
私自身も逃げて人生をステップアップしてきた人間なので、逃げを大いに推奨する人間なのです。
でも、逃げるで田舎を選択するのは、負のリスクが大きすぎるので間違いのもとです。
その田舎が生まれ故郷であれば別ですが、縁もゆかりもない田舎に逃げたら、人生経験をマイナスにするだけで更に悲惨な状況に陥るでしょう。
田舎は一次産業の職種が主体なので就業の選択肢がない
都会だろうが田舎であろうが生きるためには働かざるをえないのです。
その働く場ですが、田舎の職業は一次産業が主なのです。
一次産業とは、農業、林業、畜産、漁業を中心とした職業です。
これらは専門性が問われる職種なので、簡単にはシフトは出来ない職業なのです。
シフトするとなると、農業は農業の中で、林業は林業の中という感じとなるのです。
田舎で就職口を斡旋されたらそこしか生きれないと思っていい、田舎は選べる選択肢がないのです。
ということで、田舎には都会人が望むような就職口などはまるでないと思っていいのです。
対する都会は、何といってもビジネスの宝庫、新たに起業を興す人も多いのでアイデアを駆使したあらゆる斬新なビジネスが生み出されるのです。
そうしたことで、都会は就業の選択肢がいくらでも詰まっているワンダーランドなのです。
東京は喰っぱぐれのない街なので、飲食業一つとってもあらゆるアイテムが存在するのです。
そんな場を放棄してしまったら大損をするだけです。
そもそも、現実逃避に陥った人は、自分の人生の方向性が狂ってしまい自暴自棄の状態にいる人が多いのです。
そういう人が選択肢の限られた田舎に行ったとしたらどうなるか、目的が曖昧だと田舎暮らしは確実に失敗します。
目的が明確化していれば田舎暮らしは大いに結構な話です。
だが、逃げの発想で田舎を選択してはダメなのです、今の田舎には逃げて来た人間を寛容に受け入れる余裕はないのです。
逃げるのだったら、受け入れの多い、都会の中で逃げよう、何だかんだと言っても都会はどこも寛容なのです。
田舎のように人を追い出したりはしません。
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