都会とは大違い:クルマ社会の田舎の現実を認識しておこう
田舎は完全なクルマ社会という現実を認識しないで移住したら大きな思惑違いとなってしまいます。
クルマの存在によって一気に生活の向上を図ることが出来た田舎の人間は、現在の生活を維持して行く為にはクルマが欠かせないものとなってしまったのです。
昔は野良仕事だった田舎の農業がクルマの導入によってすべてが機械化されて生産性が一気に向上したのです。
それは林業も畜産業、漁業もすべてそう、クルマの導入によってスピード感が増し、近代化されたことで生産が向上して行ったのです。
こうして田舎の人は、クルマによって一度つかんだ便利の効率のよさ安楽さに酔いしれてしまい、もはやクルマを手放すことなど出来ない状態となっているのです。
加えて、過疎化による相次ぐローカル線やバス路線の廃止によって地域の足は完全にクルマ社会へと移行することとなって行ったのです。
今の田舎では、徒歩圏内に商店はなく、田舎での買い物はすべて郊外店となるので、買い出しにはクルマが無いと話になりません。
それこそクルマが無いと職場への足も無いので就職もままならないということです。
今や、クルマの存在は一家に1台ではなく、一人1台というクルマ依存の社会となってしまったのです。
都会人は、このクルマ命と化した田舎のクルマ社会の現実をまるで知らないのです。
クルマが命という異常な生活実態を知らないで田舎に移住などしたらオーマイゴットのミステークだらけとなってしまうのです。
こうした肝心要と言っていい、田舎のクルマ社会の現実ともなると、その実情はスッポリと切り取られているので実態が伺い知れなかったのです。
田舎暮らしや田舎でデュラルライフの生活を切望する方にとってはここを抑えておかねば生活の根本が狂ってしまうことになるのです。
クルマは維持するだけでも相当な負担となるのです。クルマの所有は田舎であっても、年間40万円近くのコストが発生するのです。
しかも田舎の場合は毎日乗るので、ガソリン代もバカになりません。
このクルマ依存の実情は、移住者の薄給生活では、かなり痛い出費となってしまうのです。
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