安易な田舎暮らしのトレンドに待った!をかける2
出て行けと言えてしまう田舎の閉鎖性
日本は民主国家の筈、人間生活は公平が原則なのです。
移動が制限されている共産社会とは違うので、誰もが自由に往来が出来るのです。
しかし、一部の田舎は民主主義ではなく、封建政治がまかり通っていたのです。
それは、気に入らない人間は出て行けと言えてしまう世界だったからです。
都会にいて出て行けといわれることなどあり得ない、でも田舎だと先住の強さで言えてしまうのです。
私は田舎を散々見てきたのでよく判るのですが、田舎の人間は常に上から目線なので移住者に対して寛容に思う人間はとても少ないのです。
本当は受け入れたくないのが本音なので、それこそ極端な例は生活を侵害する敵と思っている人もいれば、よそ者など三下の存在と見る人が多いのです。
だから、地域おこし協力隊などは、農協も漁協の人間も小間使いとしか思っていないのです。
田舎で生き抜くには、常にイエスマンになって、田舎の人に尻尾を振るしかないのです。
それが出来ない人は失格の烙印を押されてしまいます。
地方の再生のカギは「ニュータウン構想」
国は本気で一極集中を打開し地方創生を果たしたいのなら、無意味な田舎の限界集落の救済などは止めて、移住者や先住者も新たに住める「ニュータウン構想」にかじ取りを切らないとダメと言うことです。
ただでさえ何も判らないのに、伝統やしきたりを押し付けられてがんじがらめにされたら堪らない、古い集落への移住は様々な軋轢を生んでしまうのは当たり前のことなのです。
第一そんなところを再び活性化させるなどは土台無理な話です。
都会人の態度がよろしくないなどと言うが、それは騙されて来てしまったのでそういう人が現れても不思議ではないことです。
しかし先住者は常に高圧的な態度で移住者に接することが出来るので、弱い立場の移住者たちは、先住者たちにいずれ屈服するしかないのです。
先住者たちはいつまで経っても高圧的なままでいられるので変わる必要がないのです。
だが、移住者は変わらなかったらアウトとなるのです。
何度も言うが、田舎招致での移住は、移住者がここまでへりくだるものではない筈です。
そもそも地方創生は、人口減少で税収が喝破したことでの救済策でもあるのです。
そうなると本来、移住者は歓迎される存在なのに、田舎の人間に虐げられるという現実は異常としか思えません。
第一、税金を使ってこんなバカな話がまかり通っていいわけはない。
田舎の虐めは年寄りばかりではないのです。
地元に残る若者たちは、脱出組と比べたら勝ち組の存在、しかしそもそも田舎には若い女性がいないので、女性と知り合うきっかけや出会いがないので独身者揃いなのです。
そんな環境の場に都会風の嫁さんを引き連れて移住をしたらどうなることか、若い夫婦の移住はひがみやっかみの対象となることは必然的なことです。
よく考えよう、下手な田舎の集落に移住してしまったら子供の代、いや孫の代まで三下扱となってしまうということです。
いやーちょっときつく書き過ぎてしまいました。
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