素人は手を出すな:都会の年寄りが古民家に住んだら早死にする
古民家で快適な暮らしが出来るというのは殆ど嘘。
今回は、安易な古民家ブームに警鐘を促してまいります。
田舎暮らしの中でも特にトレンドと化しているのが古民家ブームなのです。
そんなことで、今や田舎暮らしにとって古民家は外せない癒しの空間となっているのでした。
でも、実際の古民家は都会人にとってとても難易な住処なのです。
何度も言いますが、田舎の冬は過酷そのもので、特に古民家の場合は断熱効果が脆弱なので冷凍庫状態と化すので地獄となるのです。
そして、夏になったら虫の攻撃に晒され、特に古民家は湿気が多いのでダニの生息が物凄いのです。
田舎に慣れていない女性の場合は、古民家に住んだら気が卒倒してしまう恐れもあります。
実は本格的な古民家に住むには、相当な覚悟がいるということです。
そもそも古民家は、築年数が進んだ老朽化物件ばかりなので、土台や柱の立て付けの腐食が進んでいたり、床が軋んでいたり、雨漏りなどが頻繁に起こるものなので、そこに住むには、それなりのメンテナンスを施す覚悟がいるということです。
そう、古民家に住むのはリノベーションの世界、このリノベーションというのもマスコミや業者にたぶらかされたまやかしのトレンドの一つなのです。
こうして生活自体を維持管理することだけでも困窮を極めるのが古民家での暮らしなのです。
とにかく空間が広すぎて、掃除やメンテナンスにかかる日々が多くなり、ゆとりの生活どころか、くつろげる時間が限られてしまうからです。
結局、都会人が古民家に移り住むとなると修繕箇所が多くなり、想定外の費用がかかり、無駄な労力もかさむのです。
こうして生活自体を維持管理することだけでも困窮を極めるのが古民家での暮らしなのです。
都会の生活は何から何まで便利そのもの、ところが田舎の古民家での生活は何から何まで不便なのです。便利は何もしなくともいいが、不便はそのままにしておくとさらに不便を招くのです。
結局、その不便を克服する為に日夜過酷な奮闘をせざるを得なくなるのがど田舎暮らしと古民家暮らしなのです。
これでは、せっかくゆとりや癒しを求めてきたのが台無しです、便利に慣れ親しんだ都会人がそんなところで生活をしたら病気を併発して早死にするかも知れません。
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