安易な誘いに乗るな:田舎で起業はやめとけ
テレビだと都会人が田舎で飲食店を成功させているが本当なのか。
テレビのバラエティー番組や報道を見る限り、どれもこれも同じで、周りの田舎の方の応援が凄いこと、田舎の人のハッチャケぶりがてき面なのです。
飲食店の登場に、皆さんが待ってましたと、感謝感激の雨あられぶりですよね。
こうした、田舎での飲食店経営の成功模様、あれはテレビ朝日の「人生の楽園」というバラエティー番組や夕方の6時台のネタ枯れ報道の受け狙いの宣伝番組といえるものなので、ただのおとぎ話の物語です。
要は、そういう平和な世の中でありたいというテレビ局のプロパガンダのメルヘン物語なのです。
ということで、あれはテレビ局の仕込みのシナリオで作り上げられた宣伝と言うわけです。
実際、田舎でよそ者が飲食店などを開いたら、生意気だと叩き潰されるか、村八分のガン無視の兵糧攻めにあって半年も持たないことでしょう。
もうお判りですよね、実際の田舎の人は閉鎖社会に生きて来た人ばかりなので、性格がきつい人ばかりなのです。
でも、そんな人たちでもテレビの画面に映しだされると穏やかな顔に大変身を遂げるのです。そこがテレビのマジカルな力なのです。
まあ、それはさておいて、田舎の人はそもそも外食をする習慣がないのです。
それは、都会にいてもそういう人は結構多いのですが、田舎の場合は特にそれが顕著なのです。
それ以前に田舎は年寄りだらけ、お金もない年寄りが外食などするわけもないですよね。
あれらのバラエティー番組を見ていると、飲食店が殆どない田舎にお店を出してくれたことで、地元の人たちからお助けマンの如く感謝の気持ちを浴びせられていましたが、実際は冷ややかそのもので、誰も望んではいないのです。
田舎で商売が成功出来る一番は、ターゲットは田舎の人ではなく、都会の金持ちを田舎に呼び寄せる事業を展開することなのです。
田舎の人を対象に商売をしようなどは身の程知らず、田舎で商売をする都会の人間はデッカイ土産を持っていかないと相手にもされないのです。
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