軽はずみはよくない:寒冷地の田舎暮らしはやめとけ
田舎の冬は過酷そのもの、田舎暮らしでスッポリと切り取られているのは真冬の生活なのです。
今回は、田舎のネガティブの極めつけ、田舎の冬の過酷を再度簡単に記してまいります。
寒冷地の冬の気温は常に氷点下のまま、そこに雪が降ったら解けることはないのです。
都会の雪は一日で解けますが、寒冷地の場合は、放っておいたら氷の塊と成り、更にそこに雪が溜まり続けるという悲惨な状況となって行くのです。
それこそ豪雪地帯は雪下ろしが毎日の日課となるのです、雪下ろしの日課は、年寄の場合は確実に体力を蝕んで行くのです。
雪に慣れた人でも、もうここには住みたくないというせつなさにかられるそうです。
真冬の場合、薪割りや風呂焚きが恐怖となってくるのです。
実は田舎暮らしを断念した人達に、その理由を聞いてみると、一番に挙げるのは人間関係と冬の過酷さなのです。
それくらい田舎の冬の実態はベールに包まれていることが伺い知れるのです。
日本は四季があると言っても一年の半分は冬なのです。それが寒冷地の冬ともなれば、常にマイナス氷点下の気温で、ピーク時はマイナス10度、15度以下もザラなのです。
それこそ、寒冷地とも言えない山梨、長野あたりの山間でも真冬はマイナス10度や15度になる地域は多いのです。
マイナス10度は人間が行動出来る範囲を超えているので、屋外での活動はもはや無理と言える状態なのです。
これでは、田舎暮らしで自由な生活を満喫したいと願っても真冬の間はじっと閉じ籠っているだけの生活を余儀なくされるのです。
寒冷地の場合、こうして寒さという自然の猛威と戦わなければならなくなるので、行動にも様々な制約が伴ってしまうので、下手すると完全なクローズ状態となってしまうわけです。
大自然の田舎で自由を満喫するという理想、もし、寒冷地の田舎暮らしで、癒しの生活を望むとしたら、それを謳歌出来るのは、一年の半分程度であることを充分に認識したほうがいいということです。
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