都会の真ん中に生まれた虚しいサガ、郷土愛ゼロの性分
俺は深川の生まれの江戸っ子だ⁈⁈文句あっか!!
固い話の連続となってしまった感がある私のブログですが、今日から少しの間、趣向を変えて軟弱タッチで都会と田舎の葛藤模様を記してまいります。
今日も都会と田舎、田舎っぺ同士仲良くケンカしよう!!!
それでは今回は、自分の出身地を素直に誇ることが出来ない東京生まれ特有の虚しさの話をしてみます。
敗戦国の分際で国に誇りを持つなど、言語道断という洗脳を受けてきた私たち日本国民。
であれば、せめても生まれ故郷を拠り所として思いを馳せることなら許されるというわけです。
私は自分の経歴紹介では小学5年までを過ごした深川生まれを強調しているのですが、それは深川の街というとチャンバラ物の時代劇では全国区ということで、その知名度を体よく利用させてもらっているというわけです。
でも、実際の私は生まれた深川も青春期を過ごした多摩に対しても別に嫌いではないが、まったく思い入れはないのでした。
異常なお国自慢バカと遭遇
しかし、社会人のなり立ての頃に、自分の郷里をバカみたいに誇りながら、東京の人間は最低だの東京なんて人間の住むところではないなどとケチョケチョ貶すデリカシーゼロのお国自慢バカと出会ってしまった私は、その田舎っぺに対抗するために、オレは深川の生まれの江戸っ子だと自慢げに虚勢を張ったことが何度もあったのでした。
とにかく、東京には東京が大嫌いといいつつ出ていかないで東京に住み続ける人間がやたらに多いのです。
しかし、このヤロウは度を越したやつだった。
余りに露骨に東京批判をがなり立てるその田舎クソバカヤロウに対して、そんなに力を込めて言うのだったら、その天国とやらにお帰りされたらと言ったら、田舎じゃ就職がまったくないので、しょうがなしにこのクソ東京に居てあげているのだとのたまわってきたのでした。
てめー言わせておけばいい加減にしろよコイツ!!
キサマオレが深川生まれの人間だと知ってのものいいカ―ッ 💢 💢
だがしかし、その空回りの遠吠えは虚しい虚脱感に苛まされたのです。
それにしても、田舎でそんなことを言ったら即張り倒されますよね。
まあ、東京が大嫌いとなる思考も判らないでもない、当時は高度成長期といっても、オイルショックの煽りをうけて勝ち組と負け組という格差拡大が始まってしまい、東京も世知辛い街となっていたからです。
深川はつまらない街だった
郷里である深川を誇りたい、だが残念なことに深川だから楽しめたという特別感がまるで沸いてこない。
何故か?単純明瞭な話、誇れるというほどのものがまるで無い、それくらいに、つまらないところだったからです。
深川がつまらない街⁈
この続きは明日に……。
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