忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

グリーンランドは中国とのレア・アース戦争まっしぐら

トランプ関連

グリーンランドは中国とのレア・アース戦争まっしぐら

中国は日本政府にレア・アースの輸入を止めると脅しを掛けてきたようです。

中国はレア・アースの世界的シェアが8割を占めることで、レア・アースを外交の切り札としてくるのは判り切ったことなのです。

日本と中国は、もう経済戦争に突入した状態なので、日本の経団連も腹をくくって挑むしかないでしょうね。

日本は中国のレア・アースを止められたら、確かに影響は大きいことでしょう。

ただ、過去にも中国からレア・アースを止められてオーストラリアなどからの輸入を拡大させてきたし、また、アメリカのレア・アースの開発も進んでいることで、凌げないことはないのです。

そして何より、レア・アースを製品化させるには、日本企業の部品が必要となるので、困るのは中国の方なのです。

ということで今回は、トランプ大統領が就任早々から打ち出していた、グリーンランドの問題にスポットライトを当て、アメリカが何故、グリーンランドに固執するのかに迫り、その真相をいつも通りの雑学タッチとオチャラケを交えて、簡単判りやすく述べてまいります。

レア・アースを中国に渡してなるものか

実は、グリーンランド問題での一番のターゲットは、やはり中国の存在なのです。

トランプ大統領は、中国の名前は伏せていましたが、ベネズエラでもパナマでも、本音は中国から覇権を取り戻すことなのです。

それと同じく、グリーンランドに入り込んだ中国を蹴散らすことで、アメリカの防衛を守り、レア・アースの権益を掌握することこそが狙いなのです。

何と言っても、グリーンランドはレア・アースの埋蔵量が世界一なので、そのレア・アースを中国に奪われることだけは何としてでも阻止をしなければならないのです。

グリーンランドのレア・アースの実権を中国が握ってしまったら、グリーンランド内で中国が好き放題に出来てしまうので、アメリカ本土の防衛拠点であるミサイル基地も危なくなってしまうのです。

実のところ、グリーンランドにはレア・アースを狙った中国の魔の手が随分前から伸びていたのです。

グリーンランドはアメリカと中国の奪い合い

そうしたことで、中国はアメリカより先に、2度にわたってグリーンランドの元基地の買収をデンマーク政府に打診して断られているのです。

そもそも、グリーンランド買収に関しては、過去にアメリカは、第二次大戦後に東西冷戦の戦略上からトルーマン大統領がグリーンランドの買収を打診するもデンマークから拒否されており、更には100年以上前の大統領も同じ発言をしているのです。

ということで、グリーンランドの買収は、日本のオールドメディアが嘲笑う、荒唐無稽で馬鹿げた戯言と一蹴する話では決してないのです。

それは、その後のアメリカのメディアも、トランプ発言をそれほどの的外れの発言ではないと、調整気味にグリーンランドの重要性について冷静に分析した記事を配信していますが、日本の場合は、相変わらず産経くらいが取り上げただけなのです。

中国にとってグリーンランドは「一帯一路」の要

そう、中国は10年前から、「一帯一路」の北極シルクロードの一環として自治権が拡大されたグリーンランドに急接近しており、お得意のライフラインの構築と鉱物資源の開発に意欲を見せているのです。

まさしくグリーンランドをめぐって水面下で中国との攻防が繰り広げられているのです。

この経緯はイギリスのBBCやアメリカのメディアも報道していますが、日本のマスメディアは全く理解していないのです。

そうしたことで、グリーンランド問題に関しても日本のオールドメディアは国の領土を売れなどという荒唐無稽な要求をしてくるトランプ大統領を相も変わらずの小バカにした調子で扱っているのです。

こうして、デンマーク首相が困り果てた写真などを掲載して、トランプ大統領がデンマークを虐め抜いているという印象操作を最大限に加えて報道するのです。

結局このオバサンも中道左派のリベラルなので、難色を示すポーズをとらないとならないわけで精一杯の虚勢を張っているのです。

因みに、このオバサンが何でデンマーク国民に人気があるのかは、中道左派のリベラルなのに移民の受け入れを制限する措置をとったからなのです。

デンマークのグリーンランドでの国防力は犬ぞり隊

実は、デンマークにとっては、グリーンランドを売ることはしないが、アメリカの関与は歓迎すべきものなのです。

何と言っても、デンマークの国力では、イヌイットというまるで民族の違うグリーンランドを統治して行くのは四苦八苦状態、しかもここに来て不穏な動きをするロシアや中国を牽制することなど、アメリカなくして出来るわけがないからです。

それは前にも私のブログでお話ししましたが、グリーンランドは資源の宝庫なのに、それを守る為の有事を想定出来る軍隊はまったく存在しないのです。

そう、近代装備の防衛システムは殆どなく、デンマークのグリーンランドでの国防の要は、なんと、なんと、犬ぞり隊が主体なのでした。 

これこそはグリーンランド自治政府が独立に傾くジレンマで、デンマークとくっついていても自分たちを守ってくれる力は全くないということなのです。

グリーンランドはチャイナマネーに汚染されている

グリーンランドでの鉱業権、資源開発の権利などは自治政府に委ねられたことで、中国は既に、自治政府に取りいって、レア・アース鉱山の開発に着手しているのです。

そうしたことで、グリーンランド自治政府が置かれているヌークでは、チャイナマネーによって港湾、空港などインフラ整備が進んでおり、独立精神旺盛な自治政府は中国の支援に頼った状態なのです。

要するにアメリカは、民主党政権の8年で、ここでも中国にやりたい放題をされてしまったというわけです。

こうして、グリーンランド自治政府は、中国の資本力に目が眩んでしまい、中国主導の独立を目指す動きに出て、チャイナ資本で、観光用インフラ整備を整えて、中国人観光客を呼び込もうという計画を立てているのでした。

これではアメリカが怒るのも当然のことです。

アメリカは防衛拠点を絶対死守

実はグリーンランドには、第二次大戦中から北極圏の防衛の要として欧州と北米をつなぐ戦略的に極めて重要な位置にあることで、アメリカ国土とヨーロッパ諸国の防衛を担うICBMなどの弾道ミサイルが配備された高度なレーダーも併設している「チューレ空軍基地」(現ピツフィク宇宙軍基地)という最先端の米軍基地があるのです。

そんな重要な場所で、中国が覇権を握ることにでもなれば、アメリカの防衛システムは根本的に覆されることになるのです。

これで、グリーンランドがいかにアメリカやヨーロッパ諸国の防衛の要を担う重要な島であることがお判り頂けたことでしょう。

トランプ大統領のグリーンランド発言は日本のオールドメディアが言うような荒唐無稽でもバカな発言でもない正論だったのです。

そうした中で、アメリカはグリーンランド住民に対して、一時金を支給する案を検討しているそうなのです。

いやーアメリカは本気そのものなのです。

 

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