高市総理とメローニ首相の最強コラボ実現

高市総理とメローニ首相はG20の会合で、満面な笑顔で抱き合うという初対面とは思えない親密ぶりを披露したのです。
その高市総理は、イタリアのメローニ首相との電話会談によって、メローニ首相が来年の前半に訪日することを調整したと明らかにしていたのです。
いやー日本とイタリアの女性首相のご対面と聞けばとてもゾクゾク感が湧いてきますよね。
何と言っても、この二人は、保守の急進派ということで政治の思想信条もとても似通っているのです。
ということで、今回は、来年早々に実現することが判った高市総理とメローニ首相という最強女性のコラボに迫ると共に、日本ではあまり知られていないメローニ首相の強硬な移民シンジケートの取り締まりなどの話題も交え、いつも通りの雑学タッチで、簡単にその実情を紹介してまいります。
日本ではメローニ首相を取り上げない
今や女性の国家元首は決して珍しい存在ではないのですが、高市総理とメローニ首相の二人は、サッチャー首相やメルケル首相と匹敵するほどの存在感を醸し出しているのです。
そのメローニ首相の強い政治力の評判は世界中で広く認められていることなのですが、何故か日本ではその報道が少ないのです。
それは、イタリアのメローニ首相の場合、政権発足時点では、イタリアでも極右の存在と噂されていたことで、日本のオールドメディアや左翼マスメディアの場合は、メローニ首相の存在や動向を報道しないというスタンスをとっていたからです。
また、メローニ首相の場合は、とくに反グローバリズムの移民排斥の急先鋒ということもあって、その行動自体を意図的に伏せてきたというわけです。
高市・メローニは境遇もそっくり
結局、メローニ首相も政権発足時に極右の存在と見なされていたことで、高市総理同様に左派のマスメディアや左翼野党からの理不尽極まりない大妨害を受けながらの船出であったということです。
そんなことで、メローニ首相の場合も、イタリアの左派マスメディアから「独裁者ムッソリーニの信奉者」や「移民を排斥する差別主義者」「同性愛者を差別する人間」などと、集中砲火を浴びてきた存在なので、この二人は境遇もそっくり同じなのです。
しかしメローニ首相は、この理不尽な政治妨害をものともせずに、強い信念をもって次々と改革を成し遂げてきたのです。
そうなると、高市総理にとってイタリアのメローニ首相の存在は、メチャクチャ心強い存在なので、息が合わないわけはないですよね。
とくに、メローニ首相の場合は、移民問題に積極的に取り組んできた実績があることで、高市総理にとっては、外国人問題に関して実益を伴った知識が大いに学べることでしょうね。
またその他にも、メローニ首相の経済対策なども参考になることでしょう。
メローニ首相の名を世界に轟かせた国連演説
メローニ首相といえば、移民難民問題に関して「情け容赦のない世界的な戦い」と称して、国連の場でド迫力ともいえる強いメッセージを述べたことで、世界中から大注目を集める存在となったのです。
この演説の趣旨は、相次ぐ不法移民の流入は、それを仲介する死の商人と言われる密航組織が存在することで、その組織との戦いを国連で宣言したのです。
その演説とは、ヨーロッパ中が密航難民の相次ぐ襲来に困り果てていた中、イタリアのメローニ首相は、国連で「情け容赦のない世界的な戦い」と称して密航を斡旋する密航業の根絶を宣言したというわけです。
この中で、メローニ首相は、国連やEUの優柔不断な弱腰をけん制して「偽善的な態度はもうやめにして、人身売買を許さない世界的な戦いに取り組む義務が国連にはある」と強い口調で訴えたのでした。
小さな巨人メローニ首相
そして、メローニ首相は「新たな時代の奴隷商人ども」との戦いを先導する用意がイタリアにはあると表明したのです。
密航難民の命が粗末に扱われてしまうという現実、この密航の悲劇をなくすには、悪徳な密航業者の存在を根絶していかないとならないのです。
イタリアのメローニ首相は、私が前面に立って悪徳密航業者と戦うと宣言したのでした。
とにかくこの国連の演説で、あの小柄で愛くるしいメローニ首相が、男性よりも遥かに大きく見えてしまったのです。
このメローニ首相の国連宣言を受けて、とうとうEUも重い腰を上げて動き出し、密航難民の拠点となっているチュニジアなどの周辺各国に密航難民根絶の為の予算を計上することになったのでした。
これは、不法移民を入国させない為には、それを手引きするシンジケートの組織を根絶せねばならないと、入り口の部分を徹底的に排除したというわけです。
この演説を聞いた私は、日本にもこんな頼もしい政治家がいてくれたらとつくづく思ってしまったというわけです。
でも、「鉄の女」が日本にも現れたのです。
メルケル首相と真逆のメローニ首相
これで、メローニ首相は、メルケル首相とは、正反対の反移民・難民政策を推進していたことがお判り頂けたことでしょう。
メルケル首相は、グローバリズムの急先鋒の人なので「移民・難民ようこそ政策」という移民を見境なく入国させてきた方で、一方のメローニ首相は、移民の入国を阻止するだけではなく、移民を不法に入国させるシンジケートを取り締まった方なのです。
その結果は、ご承知の通りのことで、ドイツ国内は犯罪が多発するという大混乱状態に陥ってしまい、イスラム文化の台頭とキリスト文化の衰退を招いてしまったのです。
日本のオールドメディアは、メルケル首相の移民・難民政策に対して大絶賛の報道を流し続けていたのですが、実際の「移民・難民ようこそ政策」は、国民から大顰蹙を買うという大失敗に終わってしまったのです。
そんなことで、現在のメルツドイツ首相は、移民・難民の受入れをシャットアウトすることに方向転換をしているというわけです。
高市総理とメローニ首相との会談では、移民に絡めた外国人問題が一番の争点となってくることは間違いのないことなので、メローニ首相の助言は高市総理や小野田大臣に取ってとても有意義な展開となると思われるのです。
来年は、日イ両国の国交樹立160周年ということで、高市首相とメローニ首相との強固な友好を基に一層の関係強化が図れる機会が到来するのです。
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。




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