田久保市長は市民の手で干さないとダメ!!

伊東市を救う為に颯爽と現れた正義の使者であるジャンヌダルクの田久保市長、ところが今や、魔界のオーラを発揮する正体不明の謎の人へと急展開してしまったのです。
いやはや、ここまでのドタバタの展開は他ではそうそう見られない光景ですよね。
結局、年寄りだらけとなって落ち目の三度笠となってしまった伊東の場合、この泥仕合にストップを掛けられる余力がなくなっているからなのです。
ということで、今日も第二の故郷、伊東市の現実の模様をいつも通りの雑学タッチで簡単判りやすくご説明してまいります。
生き残りの為の利権のパイの奪い合い
知名度のある観光地を要する伊東は一見穏やかに見受けられるのですが、伊東の政治の壊滅模様を見ればお判りになる通り、伊東市民には政治に対して一種の諦めムードがあるのです。
それはバブル以降、年寄りだらけとなってしまった伊東の街は、いくら政治力を発揮したところで現状を打開する手立ては見つからないからです。
それくらいメインの観光業が壊滅的な打撃を受けているというわけです。
その模様は伊東に来れば一目瞭然、廃墟、廃屋ツアーには事欠くことはないからです。
そうしたことで、縮小された利権のパイの奪い合いの構図も見え隠れしているのです。
田久保市長は完全に愛想を尽かされた
先日もお話した通り、5月の選挙で田久保市長に投票した10人の知り合いにリサーチした結果、10人全員が、田久保氏には完全に愛想を尽かしたと述べていたことをお伝えしました。
この10人の方々は、田久保市長のことを殆ど知らなかったという浮動票の方々なわけです。
何故、田久保氏を選んだかについては、素性が判らなくても、伊東の環境に配慮した人なので自民が推す現市長よりクリーンに見えたからというのが一番のポイントだったのです。
これでお判りの通り、田久保市長の場合、伊東経済の主要をなす観光業の景気浮楊に対して特別なビジョンを打ち立てていたわけではなく、彼女が訴えていたメインは、あくまで図書館建設とソーラー事業のストップなわけです。
これはいつも通りの在り来たりな建設推進派と反対派の戦いと言う構図なので、このワンパターンとなったのです。
そうしたことで、田久保氏に大きな期待を寄せていたわけではないので、こんな予期せぬことで、ここまで騒動を拡大してしまった田久保市長に対しては、怒りしかないというわけです。
なので、殆どの方々は、田久保氏から離れているわけです。
それでも私を応援してくれる市民がいると支援の輪を自負する田久保市長。
う~ん、ということで、田久保市長がこのまま市政を全うすることはもはやあり得ないことなのですが、それにしても、田久保市長に対する市民の声は辛辣そのもの「もし、田久保市長が新議会で承認されたとしたら、伊東にはそれだけ救いようのないバカの数が多い地域であると認識されかねない」と憤りを露わにする人が多いというわけです。
建設推進派と反対派の戦いから生まれたマドンナ
それではここから先は、伊東の政治の背景模様を簡単に記してまいります。
伊東に関わらず温泉観光地の殆どは、ヤクザ絡みのダークな世界なのは御承知の通りのことと思われます。
小野達也前市長の前の市長である佃弘巳元市長は、予てから暴力団との深い関りを噂されていた人物なのです。
この佃弘巳元市長は、倒産ホテルの土地売買の不動産取引で標準価格を大きく上回る金額で市が買い取るという工作を行い、その見返りに1000万円を受け取っていたことが発覚してしまい、収賄罪に問われ実刑判決を下された人物なのです。
これだけを聞いただけでも伊東という街の政治は庶民とかけ離れていることが理解出来ます。
そして何より、伊東湾を見下ろす高台に建てられた豪華すぎの伊東の庁舎は、廃墟や廃屋だらけとなった街の景観とのアンバランスを醸し出しているのです。
そうした背景もあり、小野達也前市長が推進した新図書館の建設やソーラー事業に対して多くの市民は懐疑的な眼差しで見つめていたわけですが、その反対派の中心人物として担ぎ出されたのが、当時、市会議員であった田久保市長なのです。
その田久保市長が一番に拘るソーラー事業の反対に関しては、小野達也前市長在任中に計画がストップされていることで、もうエンディングと言っていい話なのです。
そうなると、田久保市長側が仕掛ける主要な対抗公約プランは新図書館建設の反対だけとなるのでインパクトがとても弱いのです。
そこに、登場したのが、うちの娘は正義感の強い娘であるという田久保市長のお母様の援護射撃なのです。
田久保市長は、伊東の海側のペンションを買い占めた中国人たちが大騒ぎをしていることで、近隣住民が迷惑を被っていることを知り、彼女は単身で中国人の基に乗り込んで話し合いをしたという武勇伝。
そうですか、それは正義感の賜物でとても感動的な話ですね。
海側のペンションで中国人たちが大騒ぎをしている⁈⁈⁈
私は、伊東のオレンジビーチの高台に住んで、毎日のようにこの近辺を散歩していましたが、中国人が大騒ぎしている光景など一度も見たことも聞いたこともないのですが、それって伊東の海の話ですか⁈
ひょっとしたら田久保市長がカフェを経営されていた城ヶ崎海岸のことかも⁈でも、あそこの海側は、断崖絶壁の海なので人が殆ど住んではいない土地、仮に中国人の方が騒いでいても苦情になるほどではないと思えるのです。
まあ、深く考えてもしょうがないか。
現実を冷静に考えると小野達也前市長は、評判はあまり良くなかったが、田久保市長より政治的なセンスは1枚も2枚も上なのです。
このままでは、市長が変わっても伊東は嘲笑の渦のいばらの道を辿ってしまうというわけです。
この悪しき流れを変えるには、インチキジャンヌダルクではなく、伊東市民ファーストを唱える本物の救世主の到来が望まれるのです。
それでは明日は、伊東の街の利点を記してまいります。
(※いつも慌てて書くので、誤字脱字が多く、何卒、ご容赦願います)
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。








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