デジタル田園都市国家構想はEUのパクリ
今日も昨日に続き、岸田前内閣と石破内閣が莫大な税金を投下して推し進める「デジタル田園都市国家構想」について簡単判りやすく概要を解説してまいります。
この大それた「デジタル田園都市国家構想」とは一体誰の発想なのでしょうか。
実は、このデジタル田園都市国家構想は、EUの構想である「欧州委員会デジタル戦略」をパクったものなのでした。
EUが提唱する「欧州委員会デジタル戦略」の構想は国家間にわたる計画性を事細かく記されたもので、判りやすく中身のあるものなのです。
対して、日本の「デジタル田園都市国家構想」の場合はというと、明確なビジョンが制定されていないことで不透明部分が多すぎると、各方面の専門家からも計画に対する疑問の声が上がっているのです。
デジタル田園都市国家構想も地方に丸投げか
また、「デジタル田園都市国家構想」では、デジタルによって地方社会の課題を解決し、新たな価値を生み出すとしていますが、地方によってはまるでデジタル化が進んでいない地域も存在するし、各地域によっての隔たりが大きいので一緒くたとは行かないのです。
結局のところこれも地方任せとなってしまい、今迄と同様丸投げ状態ということになるのです。
デジタルの知恵も知識も乏しい地方任せは危険そのものなのです。
地方にはデジタルを操れる人間がいない
地方への予算の丸投げは、貰えるものは貰っておこうと、絵物語の企画案の提示といういつもながらのパターンとなるのです。
後は、ベールに包まれてしまうので、ダメでしたで終わってしまうということです。
地方の市町村の場合、都会では骨董品と化したフロッピーディスクを未だに使い続けているケースも多いのです。
そんなところに、いきなりデジタル化の話を持ち込んだところで戸惑うだけです。
早い話が、地方にはデジタルを操れる人材が少なすぎるということ、そうなると、せっかくデジタルに精通した人物が移住したところで受け入れ先が対応不可ではミスマッチの連続となってしまうのです。
何と言っても、今やデジタル社会の都会では、チャットGPTなどのAIの登場によって大混乱の様相を呈しているのです。
この急激な進化を遂げるデジタルの変化についていくことは至難の業ともいえるのです。
これでは田舎でデジタル社会を築こうなんて夢物語の話です。
今日はここまでとさせて頂きます。
明日も「デジタル田園都市国家構想」の話です。
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