クルマ社会もマスコミに切り取られる
田舎の話で真っ先に伝えないといけないことは、「田舎は絶対にクルマが必要ですよ」そして「田舎の冬は寒いですよ」そして「田舎はお金が掛かりますよ」そして更には「田舎は意地悪な人もいますよ」なのです。
これを充分に理解した上で移住を決断しましょう。
ということを啓発してくれないとならないわけです。
まあ、4つ目の「田舎は意地悪な人もいますよ」は言えないにしても、最初の3つは定番のことなので、言っておかないと後々禍根を生むのです。
でも、マスコミの場合は、バラエティー物の田舎ヨイショ一辺倒なので、ネガティブな負の話は番組構成上タブーとなるのです。
ということで、ここではマスコミは何故「田舎は絶対にクルマが必要ですよ」という当たり前の事実を言ってくれないかの疑問に迫ります。
都心は脱クルマ社会の真っ只中なので、都心に住む現代の若者たちは、クルマは勿論のこと免許も持たない人が多いのです。
そこでクルマが絶対などと本当のことを言ってしまうと、世と逆行した流れとなってしまい、都会人の移住意欲を削ぐことになるので敢えて取り上げないのです。
余計なことは言わない、負の話は後で知ればいいという、これこそは左寄りのプロパガンダ手法の定番なのです。
マスコミは、一生懸命に田舎はいい所とちょうちん持ちの宣伝をしてくれるが、田舎はどこもクルマがなくては行けないところだらけなのです。
何度も言いますが、マスコミの過剰な田舎天国のやらせのプロパガンダ放送は大袈裟そのものです。
田舎に住む人たちは、みんな寛容、純粋で善人揃いで、癒しのライフスタイル生活を送っているそうですが、本当にそれだったら、クルマがなくては生活出来ないような卑屈な社会にはならないし、田舎の若者たちが大挙して都会に消えて行くことなどあり得ませんよね。
それにしても「田舎は絶対にクルマが必要ですよ」は、田舎に移住する人は絶対に知っておかねばならない最重要事項なのです。
それは田舎で商売などを計画する方など特にそう、これを安易に考えると痛い目に遭います。
田舎はクルマがないと絶対に生活出来ないのか、いや、特異な条件が揃えば出来ないことはない、ネットを覗くと実際にクルマ無しで生活を実践している人はいるようですが、どう見ても卑屈な生活に追いやられているようで、かなり無理がある感じがします。
やはり難しいのでは……⁈。
もはや、田舎は何から何までクルマで始まりクルマで終わる社会と成り果てたのです。
都会からの移住者たちは田舎のクルマ社会に翻弄され、その葛藤に晒されているのです。
マスコミは「田舎は絶対にクルマが必要ですよ」「田舎で就職する場合はマイカーが必要ですよ」という当たり前のことを伝えておかないとならないのです。
この続きは是非とも「知らないと大変 クルマ命の田舎」読んで頂ければと存じます。
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