忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

ハーフビレッジ(半田舎)の利点「高齢者の労働需要」

デュラルライフ

ハーフビレッジ(半田舎)の利点「高齢者の労働需要」

地方は都会と比べて事業所の数が極端に少ないことで、求人の選択肢は限られてしまうことは確かなことなのです。

しかしそうは言っても、田舎の場合、慢性的な人手不足に陥っている状況なので、就業場所が無いわけではないのです。

勿論、田舎は時給も安いのが定番ですが、選り好みをしなければ働く場所はそれなりにあるということです。

特に田舎の観光地では、多忙時などのピーポイントで働く人材を求めているのです。

これこそは、リタイアした移住者の年金族には丁度マッチした労働形態なのです。

ということで、ここからは、ハーフビレッジ(半田舎)や田舎の観光地の人手不足を高齢のお年寄りたちが解消している実態を簡単判りやすくご説明してまいります。

田舎の労働力不足を補う高齢者の存在

田舎の集落に移住してしまったとしたら、生活に困窮しても、働く場所など、どこにもありません。

しかし、若者がいなくなったハーフビレッジ(半田舎)や観光地の場合は、その仕事は低賃金で済む年寄りに回ってくるので、ハーフビレッジ(半田舎)は年寄りにとって喰いっぱぐれが無い土地なのです。

そう、ハーフビレッジ(半田舎)や観光地などには年寄りの就業の需要があるのです。

バブル以降、若者の雇用が消えてしまった観光地の裏方を支えているのはピーポイントで働く低賃金の年寄りだったのです。

実は私がデュラルライフ生活を送っていた伊東の場合、我々のような移住者とはちょっと違う、年寄りの流れ者的な方がたくさん居ついていたのです。

彼らは少ない年金を補てんするために観光ホテルや旅館の清掃などの仕事を請け負って生活を成り立たせているのです。

今の観光ホテルの殆どはどこも経費削減のため従業員をスリム化して営業を続けていて、早朝の食事時や夕食の準備などに雇用を絞る時短労働が主流となっているので、パート労働で補っているのが現実なわけです。

そうした中で、主要時間だけに当て嵌めて雇うことが出来る彼らの存在は、ホテルや旅館経営にとって、とても貴重な戦力となっているのです。

都会の場合は、年寄りの仕事はあってもハードなものばかりで、それなりの制約や拘束も伴うのです。しかし、田舎の場合、給料は安いが時間的な拘束が緩いのです。

ホテルや旅館の数が多いということはそれなりの需要はあるということ、食事の配膳以外に調理補助、清掃やパントリーなど働き口は多いのです。

観光以外では、老人ホームなどの介護施設も多いので、その資格のある方などには非常に適しているとも言えます。

堤防で知り合った釣り仲間は、お客の送迎運転手や雑用係のバイトをやっている人もいました。

私自身も下働きの誘いを受けた経験もあるのです。

地方都市や観光地周辺の多くは、若者の正規雇用は望めないが、反面、年寄りの雇用に対する需要はそれなりにあるのです。

若者がいなくなった地方都市や観光地の場合、住環境にしても、アパートなどはどこもスカスカ状態となっているのです。

しかも都心のレートの3分の1の家賃で住めるので、とてもリーズナブルなのです。

とにかく、スーパーの数も多いので、都会と同じくらいのデフレの恩恵に与れるので物価も安いのです。

田舎の集落では、風来坊のよそ者のジイサンなどは住める筈もありませんが、ハーフビレッジ(半田舎)や観光地ならそんなジイサンでも分け隔てなく暮らせるのです。

それは何度も言う通り、観光で成り立つ街なので、いい意味で人馴れしていて、人をよそ者扱いするところが一切ないからです。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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