地方の労働を支える外国人労働者の存在
今回は、地方の観光業などの裏方を担ってくれている外国人労働者の存在にスポットを当ててまいります。
私たち夫婦は、二拠点生活のデュラルライフを送りながら5年間にわたり伊豆を中心に50近くの観光施設を泊まり歩いたのです。
それが出来たのはくしくもコロナ禍というカタストロフが招いてくれたことなのでした。
それはコロナによる経済支援のカードであるGoToキャンペーンや静岡割、じゃらんクーポンなどを組み合わせることで半額以下の値段で高級ホテルに泊まれてしまうという裏技の特権を得ることが出来たからです。
いやはや、私の第二の人生はコロナも逆風となりツキばかりとなってしまったのです。
そんなことで、今回は、ハーフビレッジ(半田舎)の地である観光施設で見かけた外国人たちの奮闘ぶりを紹介してまいります。
地方は外国人労働者の存在が必要不可欠となっている
地方の観光地などから若者が消えてしまい、手薄となった労働力を支えてくれているのが外国人たちの存在です。
地方はとにかく労働力人口の減少に悩む中で、外国人労働者の貢献は目を見張るものがあるのです。
これを見る限り、EUなどのヨーロッパ諸国での難民・移民の過度の移住によって軋轢を生む中で、日本の場合に限っては彼らの出稼ぎ労働としての助っ人稼業が非常に旨く機能しているのでした。
それは私がデュラルライフ生活を送る伊東もそうでしたが、大好きな下田などのホテルはどこも外国人の労働者が活躍しているのです。
こうした観光ホテルの裏方を担ってくれているのは、東南アジアの方々ばかり、それも中国やフィリピンはもとより、ベトナムやインドやインドネシア、そしてバングラデシュなど多彩なのです。
今や、裏方だけでなく、フロントロビーの対応や食事の配膳まで、そつのないマナーで、日本語で丁寧に対応してくれるのです。
異国の地で奮闘する彼らを見ているととにかくホッとするのです。
日本人は、こうした外国人の方々の出稼ぎ労働の実態を見て他人事と思ってはならないのです。
というのも、現実の日本は円の急落によって逆流現象が起きてしまい、出稼ぎを受け入れる国から出稼ぎに出る国へと変貌しつつあるからです。
実際その模様は、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどにワーキングホリデーで出稼ぎに行くという若者が増え続けているのです。
そうなれば、もはや出稼ぎを受け入れてきたという上から目線ではダメなのです。
同じアジア人の立場として彼らとは気持ちも共有していかねばならないのです。
今日はここまでとさせて頂き、明日も引き続きこの話題に触れてまいります。
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