トランプ大統領とFRBパウエル議長の確執の終わり
新議長のケヴィン・ウォーシュ氏の登場でFRBは大きく変わるのか

いやーそれにしても昨日はビックリ仰天でしたね、またしても命を狙われたトランプ大統領でしたが、トランプ大統領とは本当に不死身の存在なのかも知れません。
まあ、サービス精神で敵対するインチキメディアの招待に応じたら、暗殺が待っていたなんて、洒落にもなりませんよね。
それにしても流石のトランプ大統領はこんなものでは動じないのです。
それでは本題に入ってまいります。
トランプ大統領のフラストレーションと言えば、真っ先に挙げられるのはFRBの存在ですが、そのパウエル議長がようやく5月でいなくなるのです。
そのFRBのパウエル議長は、ワシントンにある本部ビルの改修工事を巡り、自身が刑事捜査の対象になったことをビデオ声明で公表したことで、またまたトランプ大統領との確執が表面化したのです。
その中で、パウエル議長は「政権による脅迫と継続的な圧力」だと批判を述べたのです。
トランプ大統領とパウエル議長の諍いの原因は、予てから利下げを進めたいトランプ大統領と利下げに応じないパウエル議長との確執によって、トランプ大統領が打ち出す経済政策が足枷となっているからです。
そうしたことで、トランプ大統領とFRBのパウエル議長との確執は相変わらず議論がかみ合わない堂々巡りの状態が続いていたのです。
トランプ大統領は、経済政策に大胆な緩和策を打ち出していますが、それに待ったをかけているのがFRBのパウエル議長ということです。
このパウエル議長、大統領の恫喝にもひるまないところは凄いが、元々利上げの主張主義者として鳴らしてきた手前、トランプ大統領の利下げを頑固に拒否の姿勢をとっているのです。
ということで今回は、トランプ大統領にも盾突くことが出来てしまうというFRBという特権機関に焦点を当てると共に新議長となるケヴィン・ウォーシュ氏の紹介をいつもながらの雑学タッチとオチャラケを交えて簡単判りやすく述べてまいります。
新議長のケヴィン・ウォーシュ氏って何者か⁈⁈
トランプ大統領の目の上のたん瘤だったパウエル議長がようやく5月にいなくなる。
後任のFRB議長には、共和党寄りの市場原理主義の金融エリートとされるケヴィン・ウォーシュ氏が指名されていることで、早ければ6月からウォーシュ氏がFRB議長に就任することになるのです。
ケヴィン・ウォーシュ氏は1970年生まれの56歳で、ハーバード大学とスタンフォード大学を卒業後、モルガンスタンレーからブッシュ政権下でホワイトハウスの国家経済会議で金融・資本政策の担当官に就任し、その後、2006年にFRBの理事に就任したのです。
金融界のエリートと持てはやされるウォーシュ氏とは、ウォーシュ氏の妻の父親、即ち義父がトランプ大統領の同級生で、大口の献金者であることで、トランプ一族とリベラルメディアから揶揄されているのです。
しかし、このウォーシュ氏という人物も保守派ではあるが、FRBの独立性に対しては、過去の言動を見ても非常に拘りのある人物なのです。
というのは、2006年にFRBの理事に就任した際に、当時のバーナンキ議長と衝突して理事を退任しているほどなので、結構頑固な人物でもあるようなのです。
そうなると、トランプ大統領のイエスマンというわけではないようなのです。
ただし、パウエル議長のような偏屈人間ではないので、トランプ大統領の意を汲む姿勢はとって行く筈なので、対立するようなことはなくなることでしょう。
世界の経済を動かす力を持つFRB
FRBの動向が常に注視されるのは、FRB議長の一言の影響で世界中のマーケットが動き出すからです。
FRB議長の発言やFOMCの決定によって、NYダウは即座に反応して、世界中の株価も影響を受けることになるのです。
いやはや、短気なトランプ大統領にしては、パウエル議長に対する対応は慎重なのです。
そんな中で、トランプ大統領はパウエル議長に対して、お前のやることは「遅すぎる」と書簡のメッセージを送り付けて、改めて利下げの対応を求めたのです。
それにしてもトランプ大統領は、何としてでも言うことを聞かない陰湿、偏屈ジジイのパウエルをクビにしようと画策して来たのです。
そんなことで、トランプ共和党内でも、パウエル議長の行為に怒りを露わにする議員も多く、共和党政権全体でFRBに圧力をかけてきたのです。
しかし、パウエル議長の任期は今年の5月まで、下手に解任してメディアからのバッシングを受けるのも得策ではないので、慎重を期してきたというわけです。
パウエルの行動はしたたかに計算されたもの
確かにこんな奴を残していたら経済対策も進まなくなり、政権の地盤も脅かされかねません。
とにかくパウエル議長もかなりの食わせ者なのです。
独立化したFRBの議長といえども、通常は大統領の要望に近づけていくのが普通なので、あからさまに大統領に恥をかかせる行為はあり得ませんよね。
このパウエル議長は、一期目からトランプ大統領の足を引っ張る行為ばかりを繰り返しているのです。
まあ、当然の如く日本で報道されるのは、トランプ大統領が一方的に、パウエル議長を恫喝しているような報道ばかりとなるのですが、結局のところこれもそうではないというわけで、パウエル議長は鉄の心臓を持つ頑固者なのでまったく動じないのです。
そもそも、今の経済状況では、利下げをしたところでインフレになるなどあり得ません、パウエル議長も相当したたかな人物なのです。
1期目では、こんな石頭野郎を選ばなければよかったと後悔の限りとなったのですが、その偏屈石頭野郎が二期目でも巣くっていたというわけです。
結局、FRBの場合は、政府から独立した強い権限を持つ機関なので、大統領といえども強く出ることが出来ないので、流石のトランプ大統領も緩い攻撃に留めてきたという状況なのです。
それにしても、パウエルという人物はまるで民主党から送り込まれた刺客そのものなのです。
そうしたことで、パウエル議長の任期は5月なので放っておいても消えていなくなる人なので、下手に揉めるのも得策ではないとし、泳がせてきたのです。
ウォーシュ氏の登場でFRBは変わるか
こんな感じで、他の政府機関では民主党勢力を一掃出来ても、独立したFRBでは簡単にはいかないというわけです。
まあ、こういう話は、決まってトランプの暴挙として歪曲して報道されるので、冷静に見る目が必要なのです。
トランプ大統領からすれば目に見える景気拡大の実績を示して今年の中間選挙を乗り切ろうという思惑があるのですが、その足枷となっているのがFRBの存在というわけなのです。
トランプ大統領の思惑とすれば、今すぐに利下げをして景気の拡大に結び付けたいという思惑があるのです。
とにかく、トランプ大統領の場合、景気拡大政策を掲げてもリベラルメディアから私欲とされてしまうのでやり辛いのです。
ということで、トランプ政権がFRBをを取り込むことが出来たら更に勢いを増すことは間違いのないことでしょう。
そのカギを握るのはケヴィン・ウォーシュ氏なのです。
忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。




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