忍者ライターの久保誠が語るシニアライフのデュラルライフ生活、田舎暮らしの本音と真実
本ブログはシニアライフのデュラルライフ生活を実践し、様々な田舎をリポートしてきた私の体験を基に記事を構成しております。 短すぎず長すぎず、簡単判りやすく、そしてバックグラウンドの視点をモットーとした内容です。

忍者ライターの久保誠が「デュラルライフ」「田舎暮らし」「シニアライフ」「スローライフ」「海外ロングステイ」の情報と「雑学のすすめ」を主題として、ソフトタッチに日々の出来事、経済、国際情勢、政治、芸能、歴史のウンチクなどを語ってまいります。

哀れ地域おこし協力隊の現実パート5:存在意義が問われだした

地域おこし協力隊

哀れ地域おこし協力隊の現実パート5:存在意義が問われだした

今回も昨日に引き続き、「地域おこし協力隊」の虚しい実態を簡単判りやすく解説してまいります。

何度も言いますが、地方創生事業は、莫大な国の投資があってもそれを活かしきれていないのです。

それは、「地域おこし協力隊」の運営もその一つ、国の丸投げと受け入れ側の地方行政職員の器量不足によって「地域おこし協力隊」の活動は宙ぶらりんの状態と化しているからです。

地域おこし協力隊の起用はミスマッチだらけ

「地域おこし協力隊」の予算は、国から全額補助されるのです。

そんな「地域おこし協力隊」の存在は、完全な空振り状態と言っていいのです。

半分以上の自治体はこれを任せたいという明確なビジョンがないので、専門外の調査活動やら事務処理や公園清掃などの雑用を申し付けられるというミスマッチが繰り広げられているのです。

これをやりたいと願っても、殆どは田舎の思惑と合致しないことで、意に沿わない仕事に従事することばかりとなるのです。

役所側も、雇ってみたはいいものの、「地域おこし協力隊」への対処は、適切な隊員の使い方が判らないので、小間使い程度にしか扱えない状態となっているというわけです。

かと言って、国からの交付金はいくらでもほしいので、市町村側は明確なビジョンがなくとも受け入れるのです。

結局、今のばら撒き体質だと、どの自治体も予算の消化だけに固執する状態となり、適切なお金の使われ方にはならないのです。

地域おこし協力隊の名前はキャリアアップに繋がらない

自分のキャリアを誇れない残念感「なんだ地域おこし協力隊員だったのか」そんな言葉を投げかけられる。

「地域おこし協力隊」という名前は実に重々しいが中身は不透明な存在。

現状では「地域おこし協力隊」のイメージ自体がうやむやな存在と見なされてしまったことで、地域おこし協力隊員だったことが誇れないというなさけない状態となっているのです。

面接などで、隊員として田舎にどう貢献したのかとの質問に、はい、施設の営繕関連の仕事に従事してましたと言うと、それって便所掃除のこと?
これでは誇れるキャリアを示せないので、キャリアアップに繋がらないのです。

結局、地域おこし協力隊員は採用の段階からよそ者扱いなので、存在自体が軽薄のレッテルを張られてしまうのです。

どうせ「地域おこし協力隊」の金は国が出してくれるので、好き勝手にやらせちまえと、ほっぽり投げている市町村もあるのです。

そうなると、地域おこし協力隊員がカフェなどの店を出したところで、地域との密接なつながりがないので、地元にそっぽを向かれてしまうのです。

行政職員による橋渡しがなければそうなるのは当たり前のことです。民間では考えられませんが、田舎役所がやることはそれなのです。

地域おこし協力隊の話題は、何人かの元隊員の方に取材を敢行しておりますので、いずれこのブログにて紹介をしてまいります。

よろしかったらお願いします。

 

 

 

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